税理士と依頼主は「二人三脚」
齊藤:
失礼ながら税理士さんは「確定申告の丸投げ先」と思っていた節がありましたが、ここまでのお話を聞いていると全然違うことがよく分かりました……。
伊沢:
なかなか税理士の仕事を知る機会はないと思いますからね(笑)。コンサルタント的な業務も行うことが多いですし、事業パートナーとしての側面もあるんですよ。
飯塚:
人によっては、「契約中の税理士さんに遠慮して質問できない」という声も聞きます。しかし、コミュニケーションが取れないとアドバイスや検討事項の精度が下がり、税務リスクが増大します。むしろ、分からないことは遠慮せず何でもご質問いただきたいですし、そのほうがこちらとしてもありがたいです。
当然ですけど、私たちもお客様に損をしてほしくありません。だからどんどん頼っていただき、最も精度の高い税務申告を提供いたしたく思っています。税理士とお客様は二人三脚のパートナーですから。
伊沢:
私たちにとって仕事がしやすいお客様は、「積極的に頼ってもらえる」方々なのですが、結局そういった方々には質の高いアドバイスができるので、節税もしっかりとできるんです。
ぜひ、税理士を活用して本業に専念できる環境をつくってみてください。
(執筆:齊藤颯人 編集:コヤ 協力:公認会計士山内真理事務所)
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