目次
ガイド交換手順②「番手合わせ」
ガイド交換手順③「擂りあわせ」

ガイド交換手順②「番手合わせ」

番手合わせ

【連載】高切れ防止!自分でできるガイド交換。ただし注意が必要だ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

トップガイドが抜けたらティップが冷めるのを待って新しいガイドを刺してみましょう。ロッドの説明書などにもトップガイドの大きさやティップの太さなどが書かれているものは少ないので、アテ感で決めていきます。そのためにも数種類入っているキットは便利です。(画像ピンボケですいません)

注意点②少しきつめのものを選ぶ

【連載】高切れ防止!自分でできるガイド交換。ただし注意が必要だ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ここでの注意点は「少しきつめのもの」を選ぶことです。画像のようにピシャッとはまると気持ちいいですが、ティップとパイプに少しでも空間ができると結着が弱くズレの原因になってしまいます。今回はこの画像の一つ下の番手の物をチョイスしました。このトップガイドは他のロッドか、いずれこのロッドの穂先が折れた時にでも使用します。

ガイド交換手順③「擂りあわせ」

すり合わせをする

【連載】高切れ防止!自分でできるガイド交換。ただし注意が必要だ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

まずはティップに残っている古い接着剤をきれいに落とします。再度ライターでサッと炙ってティップをぬぐったら、カッターなどを使って掃除と太さ合わせをしていきます。やりすぎないように薄く1~2回削ってはパイプをあてていくを繰り返します。パイプが半分ほど入ったらカッターでの作業は終わりにします。カッターを使う時はとにかく慎重にしましょう。ロッドのカーボンにまで刃が届いてしまうとティップのカーボン繊維がほどけてしまいますよ。

注意点③何度もテストをしながら少しづつ

【連載】高切れ防止!自分でできるガイド交換。ただし注意が必要だ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

さあここからラストスパートです。丁寧に丁寧にティップにヤスリをかけていきます。何度もガイドのパイプとティップを入れたり出したりを繰り返しながらギリギリのサイズまで削っていきます。ここは気長にいきましょう。手の感覚で「グッと押しこんだらビシッと入る」と思ったところでやめましょう。ここで本当にビシッと入れてしまうと抜けなくなってしまう可能性がありますから。