攻撃側のルールと得点方法
野球の醍醐味と言えば、ホームランです。ホームランを見たいと思って野球場に足を運ぶこともあるでしょう。ホームランがなくてもヒットなどを絡めて大量得点を取ることがあります。ヒットやホームランについてわかりやすく紹介します。
バッターが1塁まで行けばヒット
バッターがボールを打って、1塁まで到達できればヒットとカウントします。野球用語では1塁まで行けたらシングルヒット、2塁まで行くとツーベース、3塁まで行くとスリーベースです。守備側がボールのキャッチや送球に失敗した場合はエラーとなり、ヒットとはなりません。
ヒットで得点が入ることを野球用語でタイムリー
どんなヒットでも、ヒットを打つことで得点が入ると野球用語でタイムリーといいます。複数得点が入るタイムリーは○点タイムリーといい、勝ち越しや逆転に繋がるとそれぞれ勝ち越しタイムリー、逆転タイムリーです。9回最後の攻撃、タイムリーで決着となる場合はサヨナラタイムリーということになります。
本塁まで行けたらホームラン
ホームランはヒットの1つで、本塁まで帰って来られるとホームランと言います。打ったボールがフェンスを超えるとホームランですし、フェアゾーンにバウンドしても、バッターが本塁まで戻るとホームランになります。この柵超えしていないホームランはランニングホームランと言い、試合中で見ることは稀です。
満塁ホームランは一気に4点
ランナーがいない状態で打つホームランはソロホームランで1点、ランナーが1人いるとツーランホームラン、2人でスリーランホームラン、3人と全ての塁にランナーがいる時のホームランは満塁ホームランです。満塁ホームランは一気に4点入ります。
道具や野球場のルール
野球の道具や野球場にもさまざまなルールがあります。ボールやバット、グローブなどスポーツの中でも道具が多く、ルールも規則にって決められているのです。球場の作りも大まかには決まっていて、野球専用のグラウンドが必要です。
野球ボールは2種類にわかれる
野球ボールは軟式と硬式の2種類にわかれます。硬式はコルクやゴムで芯を作り、糸でぐるぐる巻きにして、牛や馬の皮で包みます。一方、軟式はゴムで作り、ボールの中は空洞です。一般的には小学生や中学生など初心者は主に軟式から野球を始めて、徐々に硬式球に移行する人がほとんどです。
グローブにも種類がある
守備で使うグローブにもいくつか種類があります。キャッチャーが使うのはピッチャーの速いボールを取るために厚めになっており、ファーストも送球が取りやすいように取る部分が深め目です。ピッチャーが使うグローブは指の位置で変化球がバレないように網目がない作りが多いです。
ポジションでこのグローブを使わないといけないというルールはありませんが、概ねこの3つのポジションは他とは違う専門のグローブを使います。
バットは2種類
バットは金属製と木製にわかれます。金属製はどこに当たってもボールが飛びやすく、初心者から高校野球でよく使われます。大人でも草野球などは概ね金属製でしょう。一方、木製は芯に当てないとボールが飛ばず、扱いが簡単ではありません。プロ野球は木製バットを使い、金属製は使えないルールです。
野球場の広さにもルールがある
野球場にはある程度の広さが必要です。プロ野球のルールであれば、マウンドからホームベースが18.44メートル、塁と塁の間が約27メートルというルールがあります。
ホームから外野フェンスまでは球場ごとで変わっており、短いとおよそ90メートルしかない球場もあります。外野フェンスの高さもまちまちで、ホームランが入りやすい球場ではピッチャーは注意が必要です。