誰にでも一度はうっかり手が滑って携帯・スマホが水没したという経験はないでしょうか。水没した携帯やスマホは、正しく対処すれば復活できる可能性があります。今回は万が一携帯やスマホが水没した時の対応方法と注意点を紹介します。参考にしてみてください。

目次
水没時、絶対にやってはいけない対応
まずは応急処置

水没時、絶対にやってはいけない対応

携帯・スマホが水没した時の対処法5選!効果的な処置方法と注意点を解説!
(画像=Photo byClker-Free-Vector-Images、『暮らし〜の』より引用)

初めに携帯・スマホが水没した際やってはいけない対応を紹介します。どれも咄嗟にやりがちなので気をつけましょう。

やってはいけない対応:携帯・スマホの電源を入れる

携帯・スマホが水没した時の対処法5選!効果的な処置方法と注意点を解説!
(画像=Photo byKruegerfotografie、『暮らし〜の』より引用)
水没した直後は携帯やスマホの電源が自動的にOFFになっていることが多いですが、決して電源を入れ直してはいけません。また、水没しても電源がついていた場合はすぐにOFFにしましょう。実は携帯・スマホは水没が直接的な原因で故障するよりも、内部の基盤がショートすることによって故障することのほうが多いです。むやみに携帯やスマホの電源をいれてしまうと、電流が機器に流れ、ショートする可能性が高くなります。

やってはいけない対応:携帯やスマホのボタンを押す

携帯・スマホが水没した時の対処法5選!効果的な処置方法と注意点を解説!
(画像=Photo byFirmBee、『暮らし〜の』より引用)

水没した携帯やスマホのボタンを押してはいけません。押した際にできる隙間から外側の水滴が入り込み、まだ濡れていない内側まで水没してしまう可能性があります。特に携帯の場合はボタンが多いため、厳禁です。表面をそっとふき取るにとどめるのがよいでしょう。焦って色々なボタンを押してしまいがちですが、ぐっと我慢してください。


やってはいけない対応:携帯やスマホを振る

携帯・スマホが水没した時の対処法5選!効果的な処置方法と注意点を解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

携帯・スマホを振って水分を飛ばそうとしてはいけません。内部の水分が、振動によってまだ濡れていない部分にまで動き、水没を引き起こすことがあります。同様の理由で、携帯やスマホを傾けるのもやってはいけない対応の1つです。水没から引き上げたあとは、なるべく水平を保って処置しましょう。

まずは応急処置

携帯・スマホが水没した時の対処法5選!効果的な処置方法と注意点を解説!
(画像=Photo byPeggy_Marco、『暮らし〜の』より引用)

やってはいけないことがわかったら、実際に携帯・スマホが水没した際の復活方法を紹介していきます。おおまかな流れとしては、携帯・スマホのカバーなどを取り外す⇒水分を取り除く⇒乾燥させるの順番になります。一番重要な乾燥方法は後程詳しく記載しますが、まずはその前段を解説していきます。このあとの処置によって水没した携帯・スマホが復活するかどうかが分かれます。しっかり対応していきましょう。

携帯やスマホのカバーなどを取り外す

SimカードやSDカードは最優先で取り出そう

携帯・スマホが水没した時の対処法5選!効果的な処置方法と注意点を解説!
(画像=Photo byPublicDomainPictures、『暮らし〜の』より引用)

水没から引き上げさっと水気を拭いたら、すぐに外せる部品を全て外します。特にSimカードやSDカードは携帯電話番号や保存データなどの重要な情報と紐づいているため、すぐに避難させるのがよいでしょう。本体が復活しなくても、他のスマホに差し替えることができます。Simカードは再発行になると手数料もかかってきます。余計な出費を避けるためにも最優先で救出しましょう。

携帯・スマホから取り外しできる主な部品

携帯・スマホが水没した時の対処法5選!効果的な処置方法と注意点を解説!
(画像=Photo byrupixen、『暮らし〜の』より引用)

機種にもよりますが、取り外すことができる部品はおおよそ①カバー②バッテリー③Simカード④SDカード⑤外部接続機器の5点です。とくにバッテリーは忘れがちです。バッテリーは濡れたまま使用すると、膨張して発熱することもあり大変危険です。必ず取り外して乾燥させるようにしましょう。またイヤホンジャックピアスなども忘れずに取り外しましょう。

水分を取り除く

携帯・スマホが水没した時の対処法5選!効果的な処置方法と注意点を解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

上記を全て取り外したら、1つ1つの部品の水分を丁寧に取り除いていきます。乾いた布や綿棒をそっと部品に押し当て、水分を吸い取っていくイメージです。ティッシュを使っても良いですが、できれば綿棒を使うのがおすすめです。ティッシュだと拭う際に力が入りすぎて部品を破損させてしまったり、紙くずがこびりついて故障の原因になることがあります。また充電口などの穴の内部も忘れずに水分を取りましょう。その際も綿棒があるとやりやすいです。