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ウォーキングの歩き方と時間との関係
理想的なウォーキングの時間と距離
ウォーキングの歩き方と時間との関係
ウォーキングなどの運動をはじめると、ついウォーキングの時間や距離を伸ばしたくなりますが、これは必ずしも効果的なやり方とは言えません。ウォーキングは、中強度の運動を20分程度行うのがよいとされているように、長時間行えばいいというものではないからです。正しい歩き方に慣れてきたら、時間を少しずつ伸ばしていくことは効果的な仕方だと言えますが、初めてウォーキングをスタートした方がいきなり長時間歩いたら、足首や膝を壊してしまう可能性もあります。
ウォーキングの時間帯は夕方がいい
一般に、ライフスタイルによってウォーキングができる時間帯が限られてしまいます。時間帯はいつでもいいので、一日のうちの20分程度を目安にウォーキングを始めると無理なく続けることができます。時間はたっぷりあるという方は、夕方の時間帯がいいと言われています。これは、ウォーキングという運動を行うことで体温が上がるため、体温の上昇によって快眠を導くことができるからです。もしも可能であれば、夕方の20分程度をウォーキングの時間に当てるようにしてみましょう。
理想的なウォーキングの時間と距離
ウォーキングに関するさまざまな調査結果から、最近では1日8000歩、中強度のスピードで20分程度が理想とされています。万歩計という歩数測定器からも想像できるように、かつては1日1万歩とされていましたが、それでは歩き過ぎるという見方が一般的です。ただ、体力のある人、体を使った仕事をしている人、日頃から運動をしている人などは、1万歩程度の距離が理想的なのかもしれません。というのも、ウォーキングで大切なのはその運動量だからです。
中強度の運動量は人によって異なる
中強度の運動とは、少し息が上がる程度の運動量です。汗だくになってぜーぜーと呼吸するほどの運動量ではありませんが、ダラダラと歩くだけの運動量とも異なります。この運動量は、人によって異なり、体力のある人はかなりのスピードで歩く必要があるかもしれませんが、運動をほとんどしてらっしゃらない方や高齢者などは普段歩くスピードよりも少し早い程度のスピードが中強度の運動量かもしれません。初めてウォーキングを取り入れてみようという方は、少し早めに20分程度歩いて、自分のペースを確かめてみることからはじめるとよいでしょう。