神がすまう場所、熊野。「くま」は、すみ・はじ・奥まった場所を意味することから派生して神。「の」は、漢字の「野」から場所という意味になります。また、古事記によれば神武天皇が大熊に会ったことが地名の起源です。

こんにちは。うぐいすと申します。

熊野古道は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」という名前で世界文化遺産に登録され、令和元年で世界遺産登録15周年となります。この世界文化遺産は、紀伊山地に点在する「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」の三つの霊場と、それぞれを結ぶ参詣道によって構成されています。

また、熊野古道と言っても範囲は広く、伊勢路のほか、紀伊路、小辺路、中辺路、大辺路と、5つの道があります。今回は、その参詣道の中の1つ、伊勢路の「馬越峠」についてご紹介したいと思います。

馬越峠とは?

三重県観光連盟公式サイトの「熊野古道」をクリックすると、熊野古道の伊勢路の紹介が詳しく載ってます。伊勢路は全部で17コースあり、その中でも石畳の美しさで人気なのが馬越峠です。

馬越峠までのアクセス

車が一番便利です!紀勢自動車道海山ICより5分のところにある、道の駅海山に駐車(無料です)。そこから馬越峠入り口まで徒歩10分。峠を越えて尾鷲市街に降りてからは、バスを利用して道の駅へと戻ります。私も初めは公共交通機関で行こうと思い調べましたが、電車やバスの本数が少ないことに挫折。公共交通機関で行こうと思えば行けるところではありますが、やはり時間の融通が利く車がおすすめです。