目次
9. 鶴岡八幡宮のお守りでご利益にあやかる!
10. 鶴岡八幡宮の外せないパワースポット

9. 鶴岡八幡宮のお守りでご利益にあやかる!

「武運の神」である八幡神や流人の身から将軍にまで登り詰めた頼朝公の御威光にちなみ、「勝負運」「仕事運」「学業運」を中心として、家内安全、商売繁盛、身体健全、健康長寿、開運招福、厄除け、縁結びなど幅広いご利益を授かれます。

御守

鶴岡八幡宮の御守で人気の高い御守の一つが「仕事守」(各1,000円)。御守に描かれる八幡宮の御神事「流鏑馬(やぶさめ)」は、流鏑馬で的を射るが如く、良い仕事、良いご縁に当たる=恵まれるよう祈願された御守です。

こちらも人気の「折鶴叶守」(各1,000円)。鶴岡八幡宮の名前にちなんだ鶴を折り鶴のかたちにして八幡さまのパワーを折り込めた御守。願いごとが叶いますようにと作られた御守となっています。

こちらも人気の「大いちょう絵馬」(1,000円)。銀杏のかたちをしたかわいらしい絵馬は、新緑の銀杏を描いた「祈」と黄葉に染まる銀杏の「願」の2種類があります。銀杏は長寿のシンボルであり、また一度倒伏した大銀杏からひこばえ(若芽)が芽吹き、健やかにたくましく生長を遂げていることからも、ぜひその生命パワーにあやかりましょう。

御朱印

鶴岡八幡宮の御朱印(初穂料500円)は、若宮(下宮)隣のご祈祷受付にて授与しています。ただし、当面の間は書き置きでの対応になっています。

ちなみに七福神の御朱印は、源氏池の旗上弁財天社にて授与されています。

10. 鶴岡八幡宮の外せないパワースポット

鶴岡八幡宮の境内各所には、さまざまなパワースポットが潜んでいます。せっかくですから、ぜひそのパワーにあやかりましょう。

大銀杏

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

言わずとしれた、大石段横の御神木・大銀杏。推定樹齢1,000年とされ、鎌倉幕府が誕生する以前からこの地の歴史を見守っています。

平成22年(2010年)に倒伏して以降、再生を祈願して移植や保護活動が行われ、人々の念願叶ってひこばえ(若芽)が芽吹き、現在もたくましく成長を続けています。

手前の太い幹が「親イチョウ」、奥のひこばえを「子イチョウ」として、力強く芽吹いたその生命力や再生のシンボル、親子の絆や復縁にご利益のある新たなパワースポットにもなっています。

政子石

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

旗上弁財天社の裏手にひっそりたたずむのが「政子石」。別名、「姫石」とも称され、頼朝が妻・政子の安産を祈願した石として、安産祈願、子宝授け、夫婦円満、縁結びにご利益があるとされています。ひそかな恋愛のパワースポットです。

鶴亀石

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

若宮(下宮)横の柳原神池(やなぎはらしんち)に架かる橋の先にひっそりたたずむのが「鶴亀石」。

水で表面を洗うと鶴と亀の模様があらわれるという大変縁起の良い石とされています。その姿はあいにく確認できませんでしたが、いずれにしても、鶴亀といえば健康長寿のシンボル、願いを込めてなでるだけでも健康パワーを授かれるかもしれません。

さざれ石

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

国歌「君が代」に登場する「さざれ石」。漢字では「細石」と書き、文字通り、小さな石や砂礫が一つの塊に凝縮した石のことです。

気の遠くなるような年月をかけて、一つ一つの小さなパワーが凝縮したこの石にも大地のエネルギーが宿っているようです。

柳原神池

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

若宮(下宮)の隣に広がる柳原神池。ひょうたんのかたちをしていることから、別名「ひょうたん池」とも呼ばれています。

小さな池なので普段はあまり目立たないですが、6月上旬の「蛍放生祭」と9月の「鈴虫放生祭」の祭事の舞台となります。

「放生(ほうじょう)」とは仏教の教えの一つで、捕らえた生き物を野に放ち、生命の尊さを学ぶこと。また、季節に対する感性を大切にする意味でも、柳原神池で育った蛍や鈴虫を神前にお供えしたのちに池に放ちます。

気持ちが浄化されるような、静けさをたたえた御神域の池です。

一ノ鳥居と旧浜の大鳥居

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

鎌倉駅方面から向かって鶴岡八幡宮を参拝する方は気づきにくいですが、若宮大路・段葛の入口に立つ鳥居は「二ノ鳥居」、境内入口に立つ鳥居は「三ノ鳥居」です。

では、「一ノ鳥居」は、というと、若宮大路を由比ヶ浜方面へさらに下った先、境内からはおよそ1.3km離れたところに「大鳥居(一ノ鳥居、浜の大鳥居ともいう)」が存在します。

花崗岩からできた現在の大鳥居は寛文8年(1668年)のもので、関東大震災で倒壊したのち修理再建されました。本来、この地から御神域がはじまっているのですね。

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

ちなみに、浜の大鳥居から北へ約180mのところに戦国期に建てられたと推定される「浜の大鳥居跡」が発掘されています。現在の場所からさらに内陸寄りに建てられていたという証ですが、つまり創建当初の由比ヶ浜はもっと内陸まで広がっていたのかもしれないですね。

猪目の隠れハート

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

神社仏閣で魔除けの意味で取り入れられている、ハート型をした「猪目」と呼ばれる文様。

鶴岡八幡宮でも、数は少なめでしたが要所の部材に猪目が採用されていました。ぜひ、隠れハートを探してみてくださいね。