目次
7. どちらで休憩する? 参拝後のお楽しみ境内グルメ
8. 鶴岡八幡宮の宝物殿

7. どちらで休憩する? 参拝後のお楽しみ境内グルメ

参拝を済ませて境内散策を楽しんだら、境内にあるカフェでホッと一息ティータイムはいかがですか?

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム カフェ&ショップ

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム前に併設された鶴岡八幡宮直轄のカフェ「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム カフェ&ショップ」。

鎮守の杜に溶け込むように、神社の社をかたどったような洗練されたデザインの木造建築に、全面ガラス張りの窓から陽光がやさしく包み込む、居心地良い空間になっています。

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

見どころは何といっても、平成22年(2010年)3月、強風により倒伏した樹齢1,000年の御神木「大銀杏」。樹高約30m、幹周り約7mもあった巨大な大銀杏は根元から倒伏し、残った樹幹の中間部分が展示されています。このような姿になってなお、ただならぬパワーと威容は健在です。

なお、大銀杏を中で鑑賞・撮影できるのは原則カフェ利用者のみ。利用者以外は屋外からの鑑賞になりますのでご注意ください。

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

おすすめメニューは「ホットサンド~プロシュートコット&チーズ(750円税込)」とクランベリーティー(650円税込)。

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム カフェ&ショップで提供されるパンは、国産小麦と麹由来酵母、100%不純物を取り除いた自家浄水純水を使ったこだわりの製法で、併設の工房にて毎日一つ一つ手作りされています。そんなこだわりのパンは、噛めば噛むほど小麦が甘く、またドリンクも、茶葉やコーヒー本来の味や個性を引き立たせるためこだわりの純水で仕上げられ、喉にスッとなじむマイルドな美味しさでした。

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

通に人気のこちらの「お宮の角食(600円)」。カフェメニューのホットサンドと同じもので、表面には鶴岡八幡宮のあのハトのマークの焼印が施されています。

お宮の角食が店頭に並ぶのは、昼過ぎが目安とのこと。製造個数は日によって変更されますが、基本的に少量生産であり、確実に手に入れたい方のために電話予約も受け付けているそうですよ。

<鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム カフェ&ショップの基本情報>

  • 運営時間:10:00~17:00(最終受付16:30)
  • 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 席数:店内36席、テラス21席 ※タッチパネル式のセルフレジ、セルフサービス方式
    ※入店の際は、まず席を確保してからレジにお進みください

茶寮 風の杜

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらは、境内入口、平家池の畔にたたずむ「茶寮 風の杜」。創業300余年の葉山の老舗料亭「日影茶屋」がプロデュースする、こだわりの甘味や料亭仕込みの門前うどんが楽しめる茶寮になっています。

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

和モダンで落ち着いた雰囲気のインテリアと、大窓による額縁効果で四季折々の絵画的な風景を楽しめ、実に贅沢で優雅なひとときが過ごせます。

鎌倉の「鶴岡八幡宮」徹底ガイド! 大河ドラマ館も含めた見どころ紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

今回は季節のおすすめメニューとして、旬のいちごをふんだんに使用したこだわりの「いちごパフェ(1,500円税込)」を実食。

フレッシュな大粒いちごが贅沢にトッピングされ、ほどよい甘酸っぱさと上品な味わいで思わず笑顔がほころびます。

なお、季節に応じた旬のメニューは定期的に変更されるため、2022年3月10日からは桜を使ったうどんや甘味が登場、そして4月12日からは抹茶のパフェ、プリンメニューに順次切り替わります。乞うご期待!

<茶寮 風の杜の基本情報>

  • 営業時間:10:30~17:00
  • 年中無休
  • 席数:54席(3~6名用テーブル個室あり)

8. 鶴岡八幡宮の宝物殿

楼門をくぐって西側の本殿回廊に開設された宝物殿。八幡宮に伝わる国宝級の社宝や古神宝類が展示されています。

入場の際は、まず本殿横に設置された自動券売機にて拝観券を購入し、入口受付で提示します。なお、展示数は少なめなので所要時間は大体15分~30分程度です。

2022年3月取材時の展示内容は、破魔矢の起源となった古神宝「黒漆矢(くろうるしのや)」(鎌倉時代、国宝)、御神服「袿白小葵地鳳凰文二重織(うちき しろこあおいじ ほうおうもん ふたえおり)」(鎌倉時代、国宝)、鶴岡八幡宮の改築・修理を行うために作られた指示書「鶴岡八幡宮指図」(桃山時代、国指定重要文化財)、「源頼朝寄進状」(鎌倉時代、重要文化財)のほか、各種文書に絵画、彫刻、調度品など。そのほか、国宝級の鎌倉時代の太刀や菩薩面、舞楽面などの彫刻、弁財天坐像、各種書簡なども所蔵されているそうです。

<宝物殿の基本情報>

  • 開館時間:9:00~16:00
  • 無休(ただし、展示替え等により臨時休館あり)
  • 拝観料:大人200円、小人(小学生)100円、未就学児無料