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ブッシュクラフトに必要なナイフの選び方
ブッシュクラフトにおすすめのアイテム【ナイフ】

ブッシュクラフトに必要なナイフの選び方

ブッシュクラフトとは?ブッシュクラフトにおすすめのアイテムを徹底紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

ナイフワークでも述べた通り、ブッシュクラフトを実際に行う際には自分で道具などを作る必要があるので、ナイフをどれだけ使いこなせるかが重要になってきます。続いては、ブッシュクラフトで使うナイフの選び方についてです。

選び方①扱いやすい

ブッシュクラフトとは?ブッシュクラフトにおすすめのアイテムを徹底紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

まず、扱いやすいナイフかを確認しましょう。アウトドア用のナイフに限らず、刃物を選ぶ際には毎度当てはまる話ですが、扱いやすさはとても重要なもので、無理に扱いにくいものを使おうと思っても満足にナイフとしての役割を果たせません。

それどころか、無理をしたせいで自分に危害が及び、重大な事故につながってしまう可能性も決して否定できないのです。ナイフでよく使う部分は、柄を握った時に人差し指を伸ばして、指先が当たる部分になります。

格好が良いからといった理由で無駄に刃の長いものを選ぶと特に扱いにくくなってしまうので、慣れていない方は短めの刃のナイフが向いています。また、柄についても自分の手になじむ大きさであるかを事前に見ておきましょう。

選び方②刃の素材

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(画像=『工具男子』より引用)

続いては、刃自体の素材です。例えばステンレスを使ったものがあり、金属の特性上錆びに強いので水場での使用や料理など様々な使い方ができます。メンテナンスの頻度も少なくて済むので、初心者向けです。

カーボンを素材に使ったナイフは「炭素鋼」とも呼ばれており、ステンレス製のナイフよりも切れ味は優れています。耐久性も高くこちらもメンテナンスは多く行う必要はありませんが、多少錆びやすくなっています。

カーボン製のナイフには黒錆によってコーディング加工が施されているものもあり、欠点であった錆びやすさを補っています。使っている自分が黒錆の加工を施すのが楽しみの1つとなる点もあります。

選び方③形状

ブッシュクラフトとは?ブッシュクラフトにおすすめのアイテムを徹底紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

刃自体の形状も選び方のポイントになります。「ホローグラインド」という形状があり、刃を断面で見た時に薄くなる方向へとアールがかかっています。先端が薄く作られているので、砥いだ時に切れ味が落ちにくく長持ちしますが、厚みを犠牲にした分強度は劣ります。

「コンベックスグラインド」は、蛤刃、ハマグリバ友呼ばれている形状です。刃の断面が刃先から背中に向かって膨らむようにアールのかかった形状となっており、刃全体に厚みを持たせているので強度に優れます。

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(画像=『工具男子』より引用)

丈夫に作られているので刃こぼれもしにくく、薪を割るような力を使う作業にも向いているナイフです。ただし、太めの刃になっている文繊細な作業ではホローグラインドのナイフなどの方が適していると言えます。

「スカンジグラインド」という形状もあります。刃の断面の途中から刃先にかけてストレートな形をしていて、真っすぐに刃が伸びているのでメンテナンスの際に砥ぎやすく、強度についても引けを取りません。

初心者にもお勧めできるバランスの取れているナイフという位置付けで、対象に刃が食い込みやすいのでフェザースティックを作るような繊細な作業向きです。

選び方④全長・刃渡り

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(画像=『工具男子』より引用)

ナイフの全長や刃渡りについても確認をしましょう。ナイフを使用するシーンや目的などによって、適している刃の長さやグリップを合わせた全長が違っており、木の皮を削ったり魚を捌くような使い方であれば短いナイフが使いやすいです。

逆に焚き火用の薪を割るなどの力を使う作業の場合には、大振りで切れる面積の多いナイフが適します。日本のキャンプの場面を考えるとあまり薪を割ったりはしませんので、キャンプ用のナイフの身幅が狭く作られています。

ブッシュクラフトにおすすめのアイテム【ナイフ】

ブッシュクラフトとは?ブッシュクラフトにおすすめのアイテムを徹底紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

この様に、ブッシュクラフトとは自然の力を最大限活用する様式となり、荷物を最低限にするからこそ持っていけるアイテムはしっかりと吟味する必要があります。実際の現場で重宝する、お勧めのナイフからご紹介しましょう。

おすすめ①APECTY シースナイフ

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(画像=『工具男子』より引用)

APECTY シースナイフ
全長:約27cm・刃長:約14cm・刃厚:約3㎜・刃幅:約2.5CM
・ナイフのみの重量:約100G・鞘のみの重量:約50G

まずはAPECTYのシースナイフです。厳選された1枚のステンレス鋼によって形成されるフルタングのナイフであり、サビに強いため、メンテンナンスの頻度が少なく済み、手間もかかりません。

刃の「5CR15MOV」はハンドル部分まで貫通しており、焼入れ硬化性が高く、適切な熱処理によって耐摩耗性や耐食性を獲得しています。キャンプにバトニング、野菜や魚などを切ったりフェザースティックづくりなど様々な用途で使えます。

APECTY シースナイフの口コミ

サイズ、重さ共にとても気に入っています。木を削る、食材を切るの試し切りして概ね満足しています。 引用:Amazon

テープと段ボールしかまだ切ってないですが、切れ味良いと思う!1番はデザインがカッコいい!!これから色んなもの切っていきたい。 引用:Amazon

おすすめ②モーラナイフ Bushcraft Survival Black

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(画像=『工具男子』より引用)

モーラナイフ Bushcraft Survival Black
刃体の長さ:約10.9cm 全長:約23.2cm 刃厚:約3.2mm 重量:約123g(ナイフのみの重量)

続いては、ナイフのメーカーでも有名なモーラナイフのブッシュクラフト向けナイフになります。ファイヤースターターとダイヤモンドシャープナーが付属し、カーボンスチール製で切れ味の良さと研ぎやすさを兼ね備えています。

ブッシュクラフトシリーズの中でも特に人気の高いモデルのナイフとなっており、ブレードの背をそのままファイヤースターターに使えます。安定した握りを実現する為に指に沿ったハンドルの形状で、扱いやすさも確保されています。

モーラナイフ Bushcraft Survival Blackの口コミ

キャンプで使うナイフを探していたところ見つけて購入しましたが切れ味抜群で間違いないです。
焚き火する方にはもってこいです。 引用:Amazon

多機能パッケージで、キャンプ等で使いたくなる一品です(ナイフ自体の使い勝手も良さそう)。 引用:Amazon

おすすめ③MOSSY OAK アウトドアナイフ

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(画像=『工具男子』より引用)

MOSSY OAK アウトドアナイフ
全長: 27.5cm、刃体長さ:14.5cm、素材:ステンレス鋼を採用して、耐久性が良い。重量:300g

ブレードを挟み込んだ堅牢なフルタング構造のアウトドアナイフです。サイズの割りに重量バランスはニュートラルなので、握りやすく、力を入れやすい設計であり、グリップ材質は天然ウッド材を使用しているので手にも優しく馴染みます。

洗練されたデザインによって、DIYなどアウトドアの他コレクションの1つとしても見られています。専用ケースが付いて、ケースハンドルに、ベルトルプも付属するなど携帯性にも優れているので、ブッシュクラフトにピッタリです。

MOSSY OAK アウトドアナイフの口コミ

225mmを買ったつもりが275mmを買ってました。握りやすくてかっこいいので275mmで良かったかもです。 引用:Amazon

いろんな方のレポにありましたが自分にもおまけのナイフが入っていました。そのナイフの格好良い事!! 引用:Amazon

おすすめ④G・サカイ SABI KNIFE-5 ワイルドハンター

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(画像=『工具男子』より引用)

G・サカイ SABI KNIFE-5 ワイルドハンター
サイズ:全長/270mm、刃渡り/125mm、刃幅/28mm、刀身厚/4mm
本体重量:約195g

ハンティングやアウトドアに携帯したい、マルチパーパスのナイフです。蔓切り、獲物の皮剥ぎや解体、竹や木の枝を切り、細工して道具にするなど、おおよそブッシュクラフトにおけるほぼすべての役割をこなせる1本です。

ブレードの根元には細かい作業時に有効なグルーブを設け、フルタング構造で非常に高い強度を維持するなど実用性についても抜群です。ケースの角度が自由に調整でき、ワンタッチで取り外しが出来るコア社のロックベルトクリップを標準装備し、携帯性にも優れます。

H-1鋼をブレードに使用し、焼き入れをしない鋼材なので炭素が1%も含まれておらず、他の刃物鋼などで発生する炭素からの錆びは発生しません。刃は強靭で切れ味鋭く、刃持ちも抜群に良い寿命の長さも兼ね備えています。

G・サカイ SABI KNIFE-5 ワイルドハンターの口コミ

ブッシュクラフト用に購入しましたが、むしろ釣りに向いてると思います。渓流のテント泊のよい相棒となるでしょう。 引用:Amazon

まだキャンプでは使用していませんが、冷凍の肉がサクッと切れました。普段使いするにはやや大きめですがかっこいいナイフです。 引用:Amazon

おすすめ⑤BOKER マグナム エルクハンター シースナイフ

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(画像=『工具男子』より引用)

BOKER マグナム エルクハンター シースナイフ
マグナムのフィクスドブレードナイフは丸みを帯びた美しいバールウッド製のハンドル

続いては、ぼーかーのマグナムエルクハンターシースナイフです。本体重量160g、ブレード材には錆びにくさに優れるステンレスを、ハンドル材にはパールウッドを用いており、手頃な価格で人気のマグナムシリーズです。

ホローグラインドで研ぎやすい440A鋼材を使っており、総じて初心者にもお勧めできるシースナイフです。ユーザーからも、コストパフォーマンスに優れていて最初に砥がなくても切れ味は実用に耐えうるものであると評価されています。

BOKER マグナム エルクハンター シースナイフの口コミ

この価格で作りも形も最高です。砥がなくても切れ味も良いです。 引用:Amazon

箱出し時点で良く切れる状態だったのでストロッピングだけで十分な切れ味を保っています。耐久性はまだ使い込んでいないのですが、値段的にもがんがん使い倒せるナイフだと思います。 引用:Amazon