目次
道具別の薪割り手順・選び方
【太薪向き】キャンプでおすすめの薪割り道具3選

道具別の薪割り手順・選び方

キャンプでの薪割り手順を徹底解説!おすすめ薪割り道具も厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

薪割りは斧だけでなく、さまざまなアイテムを使いこなすのがおすすめです。使う薪や状況によって使い分けるとよいでしょう。それぞれの道具ごとの薪割り方法と、薪割りアイテムの選び方をご紹介します。

道具①手斧

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(画像=『工具男子』より引用)

手斧は刃先に重量が集中するため、針葉樹はもちろん、広葉樹などの硬い木も切ることができます。まず、刃を薪の上に置きます。刃を薪に当てたまま、台をコンコンと軽く叩いて、刃先を薪に食い込ませるようにします。

このとき、必ず手袋を使用するようにしましょう。ある程度貫通すると、手を離しても刃が浮き上がってくるので、振り下ろして薪を割ります。

道具②鉈

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(画像=引用:Amazon、『工具男子』より引用)

まず、薪が安定して立てられる台を用意します。コンクリートだと鉈の刃がこぼれる危険がありますし、土の上に薪を立てても、薪が食い込むだけで割りにくいので、幅広の平らな木を台にしてください。

スタンドがある場合は、スタンドの上に薪を立て、その上に鉈を乗せます。そして、太めの木片で鉈の背を叩きます。鉈が木目に沿って落ちてくるので、さらに鉈の背を叩いていきます。

キャンプでの薪割り手順を徹底解説!おすすめ薪割り道具も厳選紹介!
(画像=引用:Amazon、『工具男子』より引用)

木が全部割れたら、鉈の刃が地面につかないように気をつけましょう。鉈の背を叩いて割ることで、鉈の刃の向きをコントロールしやすくなります。

鉈は反対側の手や足を怪我する危険性が少ないので、10歳くらいの子供でも薪割りができるのがメリットです。

道具③ナイフ

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(画像=引用:Amazon、『工具男子』より引用)

節があるとナイフで割りにくく、ナイフの刃を傷めやすいので、節を避けるか、節がなくまっすぐな薪を使うようにしましょう。

ナイフを使う場合は、薪を垂直に置き、ナイフの刃の中心を薪に対して垂直に当てます。刃先が前に出過ぎると、後で打ちにくいので、ナイフの角度は地面と平行になるようにしましょう。

ナイフを薪に垂直にしたまま、反対の手で薪を持ち、包丁の背を打ちます。ナイフの刃が薪に食い込んだら、ナイフの角度を保ったままさらに叩き続けます。

ナイフを水平に保つため、持つ手に軽く力を入れながら地面の方向を意識して繰り返し叩きましょう。

道具④タガネ

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(画像=引用:Amazon、『工具男子』より引用)

薄いタガネを使うと、薪に食い込んでいる途中で折れてしまうことがあります。そのため、なるべく刃の厚いものを使用した方が安全です。また、タガネだけでは薪を割ることができないので、ハンマーも必要です。

タガネの使い方は簡単です。薪の中心にタガネの刃を当て、ハンマーで叩き続けるだけです。徐々に亀裂が深くなり、さらに叩き続けると薪が割れていきます。

薪割りの道具の選び方

キャンプでの薪割り手順を徹底解説!おすすめ薪割り道具も厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

薪割りに使えるアイテムは以上の通りですが、薪割りに適した道具の選び方もチェックしておきましょう。

まず、薪割りに最適なアイテムは「手斧」です。女性でも扱いやすい直径250mmの小型のものから、両手でなければ持てない直径800mmのものまで様々です。

薪割りに使う場合は、350mmから500mmの手斧を選ぶとよいでしょう。軽すぎると薪割りがしにくくなり、重すぎると持ち運びに不便になります。

「鉈」は斧に比べると威力は劣りますが、持ち運びに便利です。初心者の方は、両刃のものを選ぶとよいでしょう。

キャンプでの薪割り手順を徹底解説!おすすめ薪割り道具も厳選紹介!
(画像=引用:Amazon、『工具男子』より引用)

「ナイフ」は持ち運びがしやすく、キャンプ道具の中に常備しておくと便利です。刃の金属がハンドルの後端まで通っている商品を選べばハードな使用でも刃が折れることがありません。

また、刃の長さが10cm程度のものが使いやすいでしょう。タガネは、ハンマーで木を叩いて使う木割りの道具です。タガネ自体が小さいので、大きな薪を割るのには向いていません。

【太薪向き】キャンプでおすすめの薪割り道具3選

キャンプでの薪割り手順を徹底解説!おすすめ薪割り道具も厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

手斧は太い種類の薪を割るのに非常に便利です。手斧は片手で持ちやすく、コンパクトに持ち運べることから、キャンパーに人気のアイテムとなっています。

ここからは、太薪向きの道具をご紹介します。どれも有名メーカーの信頼できる商品ばかりですので、安心して選ぶことができます。

おすすめ①ユニフレーム TSURUBAMI 燕三条乃斧

キャンプでの薪割り手順を徹底解説!おすすめ薪割り道具も厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

ユニフレーム TSURUBAMI 燕三条乃斧
【サイズ】全長:約275mm、刃長:約115mm、刃厚:約5mm
【重量】約450g

この手斧は長さ約27.5cm、頭部は硬質なS50C製です。耐摩耗性に優れているため、長く使い続けやすいモデルをお探しの方におすすめです。

また、刃を構成する金属板がハンドルの先まで通っている高強度のフルタング構造を採用しているのも特徴となっています。さらに、刃を保護するための専用ケースが付属しているので、安全に持ち運ぶことができます。

ユニフレーム TSURUBAMI 燕三条乃斧の口コミ

小さい手斧がほしくて、様々なキャンプのYouTubeで紹介されていて、購入しました。サイズ感、重量感が気に入っています。キャンプでは主に小さい薪を使用するので、自分のスタイルには合う手斧です。引用:Amazon

おすすめ②ガーバー パックハチェット キャンピングアックス

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(画像=『工具男子』より引用)

ガーバー パックハチェット キャンピングアックス


パックハチェットは、幅広いアウトドアフリークに最適なツールです。ブリップ形状は、繊細な作業や正確なカットに向いており、持ち運びに便利なサイズと汎用性の高い形状も人気の理由です。

フルタング構造は、グリップ時の安定性とスイング時の力の伝達を考慮した設計になっています。ナイロン製のシースはバッグやベルトに装着可能です。

ガーバー パックハチェット キャンピングアックスの口コミ

大きさ見た目は良い。大きい薪は割りにくい。ノコギリとかでカットした後ならいける。引用:Amazon

おすすめ③ハスクバーナ キャンプ用斧

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(画像=『工具男子』より引用)

ハスクバーナ キャンプ用斧
サイズ:38cm
質量:0.5kg

この手斧は長さ37.5cm、重さ980gで、中級者~上級者向けのアイテムです。丸太から薪を切り出すなど、本格的に使える手斧をお探しの方におすすめしたい商品となっています。

ハンドルはヒッコリー製で、滑らかで心地よい手触りです。さらに、専用のケースが付属しているので、安全に持ち運びができるのもメリットです。

ハスクバーナ キャンプ用斧の口コミ

38cmくらいの長さの方が使いやすく、薪割りがスムーズでした。引用:Amazon