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第7波に収束の兆しが見えたのも束の間、国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が、今週になって増加に転じており、第8波が襲う懸念が高まっている。4回目のワクチン接種、さらにはオミクロン対応ワクチンの接種が始まったのに、ワクチンの効果は目に見えてこない。

コロナワクチンには感染予防効果は期待できないが、重症化予防効果があると多くの専門家は接種を勧めるが、国民の多くはワクチンを接種すれば感染が治まり、元の生活に戻れることを期待して接種に協力したのではないだろうか。

コロナワクチンの接種には努力義務が課せられているが、厚労省のホームページには、努力義務の説明としてまん延予防の観点から接種を受けるように努めなければならないと記載されている。この文面からはワクチンの感染予防効果を期待してのことだろう。