太陽の熱をさえぎろう

 エアコンによる必要な冷却量を減らすには、部屋のなかに入る熱を減らすことが効果的。特に太陽の熱を遮断することで大きな効果を生むだろう。ただ、部屋のなかのカーテンを閉めても、室内にある窓とカーテンの間に熱が入ってしまうため、効果はそれほど大きくない。できれば、部屋の外で太陽の熱を遮断できるとよいだろう。窓の外に朝顔やヘチマなどで「緑のカーテン」を作ったり、留守中は雨戸を閉めたりすることがおすすめだ。

昔からの知恵も有効活用

 エアコンをつけるだけでなく、それほど暑くない時間帯は日本に昔からある、暑さ対策の知恵も活用したい。たとえばベランダや庭に打ち水をすることで、蒸発する水が熱を奪い、体感温度を下げられる。

 また、風が入ってくる窓に濡れたシーツを干すことで、気化熱で涼しくなった風を室内に入れることが可能。風鈴を使って気持ちの面から涼しさを感じるなど、エアコンを使わない工夫もしてみてはいかがだろうか。

使い方1つで冷房の電気代は下げられる

 資源エネルギー庁の推計によると、夏の昼間(14時頃)に使われる電気のうち、約6割がエアコンによるものだという。電気代の節約は使用割合が大きいところを減らすほど効果が大きいため、エアコンを効率的に動かすことは電気代を下げることにつながるだろう。

 ただし、暑さを感じているにもかかわらずエアコンを使わなかったり、温度を下げなかったりすると熱中症になる可能性がある。あくまで快適に過ごせていることを前提に、さまざまな工夫を試してほしい。(ライター・ハウザー)

提供元・BCN+R

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