フィルターや冷却フィンの汚れを確認
エアコンを効率的に動作させるには、熱い空気をしっかりと吸い込み、冷たい空気に変えることが重要。このため、空気の吸い込みを妨げるフィルターの汚れは、2週間に1度は取り除きたい。さらに、フィルターの奥にある冷却フィンの汚れも重要だ。このフィンは熱交換器と呼ばれ、熱い空気をここに当てて冷やすためのもの。冷却フィンに汚れがたまると、フィルターと同じく吸い込む空気量が減るほか、フィンに当たる空気の量が少なくなる。汚れが目立つようであれば業者に相談してきれいにしてほしい。
室外機の置き方に注意
室外機は部屋のなかの熱を外に捨てるためのものであり、その置き場所はエアコンの効率に直結する。たとえば太陽の光が当たったり、吹き出し口がふさがれたりしないよう気をつけたい。対策としては、室外機を日陰に設置する、1mほど離れたところに植木を植えたりよしずを立てかけたりする、室外機の吹き出し口の前にものを置かないといった対策が考えられる。