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とよまつ紙ヒコーキタワー
懐かしさにどっぷり浸れる学校食堂
とよまつ紙ヒコーキタワー
神石高原町には、紙ヒコーキを飛ばすためだけに建てられた、全国でも珍しいタワーがあります。
豊松地区にある標高663mの米見(よなみ)山の山頂公園にそのタワーは建っています。
その紙ヒコーキタワーがこちらです。

タワーの高さは26mあり、展望所からは、大山、道後山、比婆山連峰を360度一望できます。

360度風景も動画でご覧ください。
「景色がいいのはわかるけど。。。紙ヒコーキを飛ばすだけのタワーなんて。。。」
私はここに来るまで、正直そう思っていました。
ところが!これが想像以上に楽しかったのです。
高い場所から紙ヒコーキを飛ばす楽しさ、気持ちよさ。山々を背景に飛び回る紙ヒコーキ。まるで映画のワンシーンのようです。
中でも特に面白かったのが「ラブコプター」です。

縦長の細い紙をこよりながら折っていったシンプルな折り紙です。これを展望室から飛ばします。
ぜひ動画でご覧ください。こんな感じに舞っていくのです。
風に乗って舞い上がっていくのです。そしてひゅるひゅると舞い降りていく。どうです、素敵でしょう?
ラブコプターを展望室から飛ばして、生垣を超えると恋の願いが叶うと言われています。
平成5年に「恋人の聖地」に認定されました。
続いて紙ヒコーキを飛ばした動画がこちら。
個人的にはラブコプターの方が楽しかったかな。
ちなみに紙ヒコーキタワーから見える早朝の雲海、夕暮れも素敵だそうですよ。
今回訪れた中で一番想像を遥かに上回って楽しかったのがここ紙ヒコーキタワーでした。あなたもぜひ行ってみてください。入場料は300円です。
懐かしさにどっぷり浸れる学校食堂
神石高原町には、築60年以上の旧小学校がほぼ当時のまま保存されています。そこがレトロな食堂として開放されているのです。

後述の神石高原温泉と隣合わせに建っています。

校舎の入り口です。旧井関小学校。昭和30年~50年代、子供たちが通っていた小学校です。まさに同世代の私にはたまりません。懐かしさ満点です。

校舎は2階建てで中を見学することもできます。

あ~あの頃の空気が今も確かに漂っています。

当時はエアコンではなくストーブでしたよ、煙突が付いたストーブ。
ちなみにこの学校食堂は料理にも定評があります。この学校食堂の名物メニューがこちら。

コッペパン、くじら肉の竜田揚げ、カレー、脱脂粉乳、冷凍みかん。先割れスプーン。アルミの容器。よくぞやってくれました。涙が出てきそうです。味も美味しかったです。特にカレーは懐かしい給食の味。脱脂粉乳については・・・ノーコメント笑。

意外にスパイスの効いた本格カレーでした。

この肉うどんが意外に(失礼!)秀逸でした。出汁が美味しいのです。牛肉との相性もばっちり。出汁を全部飲み干してしまいました。
懐かしい雰囲気の中、懐かしい給食を食べる、こんな経験なかなかできません。嬉しいタイムマシンでした。