在留外国人が多い市区町村ランキング
次は市区町村単位で在留外国人数をみていきます。出入国在留管理庁が発表している「在留外国人総数上位100市区町」から上位50の自治体を抜粋しました。

(画像=▲在留外国人が多い市区町村ランキング※上位50市区町村抜粋:法務省 在留外国人数上位100自治体から、『訪日ラボ』より引用)
1位は昨年と同じく、埼玉県川口市となりました。川口市には中国人をはじめアジア系の外国人が多く住んでいます。都心へのアクセスが良い割には住宅費が安いことや、戦前から外国人に対して寛容な地域であることなどが要因となり、多くの外国人が集まっています。
2位と3位は昨年と逆になり、東京都江戸川区が2位、新宿区が3位となりました。新宿では留学生数の激減による影響が顕著に表れました。江戸川区は昨年と比べ、外国人数は微減したものの、新宿区よりも減少ペースは緩やかでした。
4位以下は足立区、江東区、板橋区(いずれも東京都)、大阪市生野区と続きました。全体的に微減しましたが、上位の顔ぶれには大きな変化は見られませんでした。