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在留外国人が多い都道府県ランキング
在留外国人が多い市区町村ランキング
 ・東京以外で在留外国人が多い市区町村は?

在留外国人が多い都道府県ランキング

出入国在留管理庁の「令和3年末現在における在留外国人数について」というリリースによると、令和3年末の在留外国人数は276万635人で、前年末に比べ12万6,481人減少したことがわかりました。

これは前年末に比べ4.4%の減少を記録したことになります。昨年はコロナ禍の影響で、8年ぶりに前年比での減少に転じましたが、今年もその傾向は継続しています。またピーク時のコロナ前の2019年と比較すると約90万人減少し、割合でみると4分の3にまで減少したことがわかります。これは、2015年頃の水準に逆戻りしたということにもなります。

【外国人が多く住む自治体トップ50】新宿区、足立区おさえ1位は
(画像=▲在留外国人総数の推移:法務省 在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表、『訪日ラボ』より引用)

では、在留外国人はどの地域に多く住んでいるか、まずは都道府県単位でみていきます。

【外国人が多く住む自治体トップ50】新宿区、足立区おさえ1位は
(画像=▲在留外国人が多い都道府県ランキング:法務省 在留外国人統計テーブルデータ(令和3年6月末現在)、『訪日ラボ』より引用)

1位は東京都で約54万人です。これは2位の愛知県の約27万人のほぼ2倍にあたり、人数では東京が突出していることがわかります。

3位以降は大阪府、神奈川県、埼玉県、千葉県、兵庫県と続いていきます。関東・関西地区の都府県が上位を占めていることがわかります。

割合でみると、東京都の約54万人は全体の約276万人の2割を占めていることがわかります。また関東地区の東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県を合わせると約114万人で全体の41%に、関西地方の大阪府・兵庫県・京都府を合わせると約42万人で全体の15%になります。