豚の飼い方②エサ
子豚は動物用ミルクから
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産まれてから月齢2〜3週目までの子豚には動物用ミルクを与えて育てて行きます。この期間に徐々に母豚のエサを食べられるようになったり、ブリーダーから離乳食と動物用ミルクを与えられて少しづつ大きく成長します。3ヶ月頃からはエサに切り替え、野菜や果物も同時に与えて行きましょう。
成長した豚はなんでもエサにする
豚は雑食性の強い動物です。食べられそうなものはなんでも食べてしまいますので、目に見える場所や簡単に開けられる場所に食べ物をおいておくと盗み食いしてしまうこともあります。さらに食べられるだけ食べようとしてしまうので、あまり大きく育てたくない場合はエサの量を管理していくことが大切です。
ミニブタフードを観察しながら
ドッグフードやキャットフードのようにたくさんの種類はありませんが、ミニブタの成長や体調維持に適したミニブタフードが販売されています。月齢や体重を参考にしながら適量を与えてください。犬・猫と同じく1日2回の給餌が豚の消化面でも飼い主の管理面でも最適です。
豚の飼い方③散歩
室内飼いの場合は
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ミニブタを室内飼いする場合、散歩は欠かせません。完全室内飼いは運動不足やストレスを溜め込む原因です。ストレスを溜め込むと過剰にルーティングをして床をボロボロにしたり、寂しさから暴れて家の中をめちゃくちゃにしてしまうおそれもあります。この点は犬を飼っていることと似ています。
犬用ハーネスをつけよう
ミニブタに犬と同じように首輪とリードをつけて散歩すると首輪が抜けてしまう可能性が非常に高まります。これはミニブタの体型によるもので首から頭に掛けて凹凸が少なく、頭で首輪が引っかかることがないためです。ここでも犬用のハーネスをミニブタの大きさに合わせて代用しましょう。
散歩時の注意点
ミニブタは臆病な性格で非常に警戒心が強くなります。これは犬も同じですが、初めて散歩に行くときは怖くてその場から一歩も動けない個体もいます。少しづつ外に慣らせるようにしましょう。他にも道端に落ちているゴミを食べようとしたり、散歩中の犬が刺激になったりと気をつけることはさまざまです。豚の様子をよく観察して慣らして行きましょう。