豚の飼い方④トイレ
トイレの場所を決めよう
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ミニブタは基本的に決まった場所をトイレにする習性があります。これは本能として寝食に近い場所に痕跡を残さない習性からだと考えられておりますので、別々に場所を分けてあげてください。もちろん個体差があり、犬と同じように室内ではトイレに行かず、散歩のときにしかしないというミニブタもいます。
犬用トイレ
ミニブタ用のトイレを見かけることはありません。ここでも犬用ケージを代用したようにトイレも犬用のトイレとシーツを使いましょう。特に室内飼いではすぐに掃除できるトイレシーツを使うようにすることをおすすめします。
ベランダ・庭で半室内飼い
これまで説明してきた飼い方を振り返るとミニブタを飼育するのに向いた環境は完全室内飼いよりも日中は庭やベランダで過ごし、自由に運動やルーティングできるような環境を整えてあげるとストレスが溜まりにくい環境になると考えられます。もちろん個体差や住環境にもよるので一概には言えませんが、犬や猫と違い飼い慣らされて間もない動物だと言う認識で接してあげましょう。
豚の飼い方注意点①臭い
豚は綺麗好き
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豚は基本的に綺麗好きです。これは前述した寝食の場所とトイレを分ける習性から言われているものとなります。あくまで習性から人間が「綺麗好き」だと判断しているに過ぎず、個体によっては当てはまらない場合もあるということに注意が必要です。
豚自体からの臭いは少ない
豚には汗を発散させるための汗腺がありませんので、動物臭は少なめです。イメージとして飼育小屋のイメージから臭い動物だと考えてしまいがちですが、豚が発すると考えられている臭いはトイレをそのままにしていることなります。トイレが汚れたらすぐに掃除することで予防できます。
去勢・避妊手術を
豚も犬・猫のように定期的な発情期があります。この時期オスは独特の臭いを発しますし、メスは猫の恋鳴きのように鳴き声を上げたり粗相をしますので、ペットとしてミニブタを飼育するときは去勢・避妊手術を子豚のうちに済ませておくことがおすすめです。