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国境を越えて、カリーニングラードへ
ロシアなのに、ドイツのような雰囲気の街「カリーニングラード」

国境を越えて、カリーニングラードへ

陸路でポーランドを出国し、いよいよロシアへ。ロシア領なので日本出発前に取得した査証(VISA)とともにロシアの入国手続きを行います。国境はなかなか重々しい雰囲気。

陸続きで他国と国境を接していない日本と比べて、国境警備も厳重になされているのでしょうね。国境越えから約1時間半走って、カリーニングラードの街に到着です。

ロシアなのに、ドイツのような雰囲気の街「カリーニングラード」

琥珀の道が繋ぐ!ポーランド・ロシア・リトアニアの美しい街々の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)
琥珀の道が繋ぐ!ポーランド・ロシア・リトアニアの美しい街々の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)
琥珀の道が繋ぐ!ポーランド・ロシア・リトアニアの美しい街々の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)
琥珀の道が繋ぐ!ポーランド・ロシア・リトアニアの美しい街々の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

当然ですが、カリーニングラードはロシアなので街中の表示はロシア語です。ロシア初体験の私には、なんと書いてあるのかまったくわかりません。勝利広場のモニュメントやロシア正教会など、ロシア的な建物もありますが、かつてはドイツ・プロイセンによって「ケーニヒスベルク」という街の名前で統治されていた歴史があるので、建物や街の雰囲気はロシアというよりドイツに来ている感覚になります。

琥珀の道が繋ぐ!ポーランド・ロシア・リトアニアの美しい街々の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)
琥珀の道が繋ぐ!ポーランド・ロシア・リトアニアの美しい街々の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

プレゴリヤ川の中州に建つ大聖堂も、もとはケーニヒスベルク時代に建てられたゴシック様式の教会です。ここも第二次世界大戦の際に破壊され、ソ連統治時代はそのまま放置されていたものが、近年、修復されました。内部にはロシア大統領も出資して作られた立派なパイプオルガンがあり、オルガンコンサートも開催されているそうです。

琥珀の道が繋ぐ!ポーランド・ロシア・リトアニアの美しい街々の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)
琥珀の道が繋ぐ!ポーランド・ロシア・リトアニアの美しい街々の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)

バルト海に面したカリーニングラードも琥珀の一大産地の一つなんです。現在ではバルト海で産出される琥珀の約9割がカリーニングラード州のものだとか。博物館には琥珀でできた様々な美術品や装飾品の展示はもちろん、琥珀採取の様子や加工工程なども紹介されています。こうしてみると、一言で「琥珀色」といっても薄いレモンイエローのような色から濃いあめ色まで様々な色があるんですね。