目次
8・なめたネジ外しビットを使ってみる
9・電動ドリルでなめたネジを削ってみる
8・なめたネジ外しビットを使ってみる
なめたネジ外しビット

なめた時の対処としては、より確実性をアップできるのが、なめたネジ外しビットを使う外し方。すでに自宅に電動ドリルを持っているなら、なめたネジ外しビットを購入して試してみるだけです。
まず潰れたネジにドリルで穴開け
なめたネジ外しビットは2つの動作が必要ですが、まず最初になめたネジの中央に穴を開けます。これは電動ドリルになめネジ外しビットのドリルを装着して、正回転(右回転)で穴を開けます。この時になめたネジがあまりに小さいと、この方法は使えませんので、適合する十分な大きさのネジの時に使ってみてください。
ネジ山の付いたビットを装着してネジ回し
次にネジ山の付いたパーツを付け替えての作業です。ドリルで開けた穴の部分に、ネジやま付きパーツを逆回転(左回転)でねじ込む作業です。これによって、ネジとなめたネジ外しビットが一体化します。あとはそのまま回していくだけで、ネジを取り外すことができます。
9・電動ドリルでなめたネジを削ってみる

電動ドリルを使う対処方法は、やや普通の人には難易度が高いため、最後の手段として考えられます。何故ならば、ネジ山をはめるネジ穴自体を根こそぎ破壊して、外すことを意味しているからです。作業は危険性も高くなってしまうので、それ相応の準備が必要です。
潰れたネジを削っていく時のコツ
DS18DA(BG)

ネジはまっすぐに刺さっているのが通常だから、電動ドリルもネジに合わせて垂直にに削ることを心がけます。一気に削ろうとせず、少しずつ掘り進めていくことで、正確にネジだけを削れます。電動ドリルで削ると、ネジ山のかけらが穴に残った状態なので、それを確実に取り去ります。
削ったらネジ穴修復キットを使用する
電動ドリルでバカになったネジを削ると、肝心のネジ穴までも削れた状態で、ネジ山が機能を果たせないことがあります。そこで使ってみたいのがネジ穴修復キット。
これはきれいなネジ穴に作り変えて復活させ、新たなネジが刺さるようにできるキットです。普段から電動ドリルを使いこなしている人ならば、ネジ穴修復も簡単です。