目次
6・ネジ取りインパクトでネジ穴を修復する
7・潰れたネジ穴にハンディルーターで溝彫り
6・ネジ取りインパクトでネジ穴を修復する
ネジ取りインパクト

ハンマーを使ってネジを外す手段としては、ネジとりインパクトを使っての方法も、前向きに検討してみたくなります。未体験な専用工具ではないですか?これでネジ穴に加工を加えて、ネジを外してみましょう。
潰れたネジを叩いて回すだけの簡単な外し方
ねじとりインパクトは、ぱっと見で、ドライバーと同じような形状をしています。背面をハンマーで叩くことができます。これで潰れたネジ穴を叩くと、ネジ穴がネジとりインパクトと同じ形状に整形されます。そうしたらミニインパクトドライバにねじとりビットを取り付けて、再び叩くことによって自然にネジが外れるという流れです。
叩いても大丈夫な商品のネジに限る
ネジとりインパクトをなめた時にネジ穴に使う場合、ハンマーで叩いても大丈夫な建材、製品に限定して使うようにしてください。パソコンなどの機械に使った場合には、衝撃で製品が壊れてしまう可能性があるからです。
7・潰れたネジ穴にハンディルーターで溝彫り
プロクソン(PROXXON) No.28473

ハンディルーターを使うことで、つぶれたネジに新たなマイナス溝を作ることでの対処は、ネジ修復の方法のひとつになります。ハンディルーターとはどんな道具なのか、どのへんが難しいのかも見ていきましょう。
ハンディルーターとは金属を削れる電動工具
金属のネジであっても、回転力を使って削るハンディルーターならば、苦労も比較的に少なく加工することができます。しかしパワーのないタイプを購入してしまったら、マイナス溝を掘るのに時間をかけてしまいます。これを用意するなら金属加工もできて、ある程度パワーを有するものを選んでください。
ネジの切削は細かい作業なのでルーペがあるとよい
エンジニア SL-47

使用するマイナスドライバーの幅にぴったりな溝を、小さなネジに掘る必要があります。曲がってしまったり、あまりに細すぎたり、逆に太すぎる溝になってしまっては、ドライバーを上手く合わせられません。細かい作業なので、作業用のルーペもあると正確性が向上します。