北海道の森林に住まうエゾクロテン。かれらは別名、「冷酷なハンター」の名で知られています。エゾクロテンの可愛らしい容姿からは想像できない、狩りの模様をお伝えします。
今回はそんなエゾクロテンの基本情報から、エゾクロテンの歴史、私たち人間との関わりについても解説していきます。章の最後には北海道でエゾクロテンに出会えるスポットもご紹介!最後までお付き合いいただけると幸いです。
目次
息を呑むほど可愛いエゾクロテンって何者?
・からだの大きさ
エゾクロテンはこんなものを食べています
・寿命
・どんなふうに鳴くの?
息を呑むほど可愛いエゾクロテンって何者?
北海道の野生動物の中でもかなりの人気を誇るエゾクロテンの基本情報をご紹介します。まずはエゾクロテンのからだの特徴からみていきましょう。
※画像をお願いいたします。
からだの大きさ
以下は、エゾクロテンの成獣時の体長・体重です。
- 体長 約 40~50cm
- 体重 約 1~1.5㎏
- 尻尾の長さ 約 10~15cm
- 耳の長さ 約 3cm
体重の割合に対して、胴が長いのが印象的ですね。分類としてはネコ目イタチ科テン属です。エゾクロテンの毛色は手足や尻尾をのぞいて、全体的に淡い黄色や、茶色をしています。顔まわりが白っぽい個体が多いです。
また、冬毛と夏毛では色に若干の変化がみられます。
エゾクロテンはこんなものを食べています
エゾクロテンは雑食性です。主食は小型の動物や昆虫です。その他にも山ぶどうなどの果実を食べています。小型の動物はネズミや鳥類を狩ることが多いです。自分よりも大きなウサギなどの動物を捕食し、食べることもあるようです。エゾクロテンは可愛いだけでなく、勇敢な動物としてもその名を馳せています。
寿命
エゾクロテンの寿命は、約15年です。
どんなふうに鳴くの?
エゾクロテンは状況によって様々な鳴き声をします。なかでも威嚇する時には「ギャアーウギュギュ」と鳴きます。