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福江島の自然の美しさ・観光スポット
福江島のおすすめグルメ

福江島の自然の美しさ・観光スポット

海、海岸線

福江島には「~浦」という地名が多くあります。それだけ入り江が多く、絵画のような美しい景観を創りだしています。海岸沿いの道路をドライブすると福江島の美しい海を存分に堪能することができるでしょう。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

このように雄々しい海岸線があちこちで見られます。特に島の南部(富江)、西部(玉ノ浦)の海岸線は美しくおすすめです。また島の北東部、堂崎天主堂がある奥浦地区の入り江の風景も風情があります。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<奥浦地区(堂崎天主堂そば)の入り江>

バイクで走っていると思わず海に見とれてしまうので、要注意です。

高浜海水浴場

日本一美しいと言われることもある白い砂浜。日本の渚100選、快水浴場100選にも選ばれています。ここはまさにリゾートアイランドを強く感じる場所です。人工物がほとんどないので、手つかずの自然を楽しめます。遠浅で海の色がエメラルドグリーンからコバルトブルーにグラデーションしていきます。誰もが憧れる、理想の海がここにはあります。この世のものとは思えない、自然が創り出した芸術です。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<高台から見下ろした高浜海水浴場。右奥には頓泊海水浴場が並んで見えます>

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<高浜海水浴場>

コロナ禍の影響からか、私が訪れた8月初旬でも混雑していませんでした。ほぼ貸し切り状態で海を満喫できます。

鬼岳(おにだけ / おんだけ)

福江島のシンボル、鬼岳。

鬼岳は、いかつい名前とは裏腹に芝生に包まれたなだらかな山で、福江島民の憩いの場でもあります。島の南東部にあり標高315メートル。火口を1周ぐるっと歩くこともできます(約1時間半)。私が訪れた時、ちょうど結婚式の写真を撮っているカップルがいました。まるで童話の世界にいるよう。子供たちも大喜びでしょう。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<鬼岳>

鬼岳は一面芝生なので、思わず寝っ転がりたくなります。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

鬼岳展望台からは福江の中心地を見渡せます。動画でこの世界をどうぞお楽しみください~。

火口を周っているとこんな風景も現れます。

非日常感満載で、まるで楽園にいるようです。

また鬼岳の麓にある「鬼岳四季の里」の五島うどんは、個人的にイチオシの美味しさです。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<鬼岳四季の里の肉うどん780円。絶品です。>

大瀬埼灯台

島の最西端にある灯台で、1879年(明治12年)に建造されました。「日本の灯台50選」「日本の夕陽100選」にも選ばれています。九州本土で最も遅い時間に沈む夕陽を見ることができる場所です。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

駐車場から灯台まで徒歩20分(片道)で行くこともできます。アップダウン(往路が下り、復路が登り)があり、汗だくになりますが、時間が許せばぜひ下りてみてください。灯台と海岸線が迫ってきてその迫力に圧倒されます。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

遊歩道を下ってきて大瀬埼灯台が近くに見えてきました。もうひと息です。

灯台を背にして映した動画がこちら。この海岸線の雄大さをご覧ください。

城岳(しろたけ)展望所

私は初めての土地を訪れる時は必ず、高台から町が見渡せる展望台を探します。福江島にもいくつかの展望台がありますが、中でもおすすめなのが島の北部、岐宿(きしく)にある城岳展望所です。ここからの眺めが、それはそれは素晴らしいのです。パッチワークのような田畑、海、対岸の久賀島、奈留島まで見渡すことができます。多島美が織りなす美しい風景を楽しめます。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらも動画でお楽しみください。

福江島のおすすめグルメ

旅の楽しみとして「食」は外せません。地元ならではの新鮮な食べ物をいただく、それが何よりの旅の楽しみです。もちろん五島・福江島の「食」も特筆ものです。

新鮮な魚介類

対馬海流が流れる豊かな漁場で、1年中美味しい魚が穫れるのは、五島ならではの魅力でしょう。

私が訪れた8月初旬はイサキ、ハガツオ、ヒラマサなどが旬の時期で、テーブルに並びました。見てください、このツヤ。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<小料理 五松屋の刺身3点盛り 1,500円>

お刺身がコリコリしこしこの新鮮さです。刺身にエッジが効いています。素材の良さが他の土地とは全然違いました。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<五松屋のきびなご刺身 650円>

九州といえば、きびなごですね。福江では「きびな」と呼ばれていました。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<寿し善の上ちらし寿司 1,300円>

どうですか、お刺身の量が多すぎませんか(笑)。

福江島で食事する時の注意点

予約が必須です。特に夕食は必ず事前に予約を入れることをおすすめします。

福江島にはご夫婦やご家族だけで経営されている小さなお店が多いです。席のキャパシティや、材料の仕入れの関係もあって、当日に突然行っても入店できないことも多いです。ゆっくりたっぷり福江島の食事を楽しみたいなら、必ず予約してから行ってください。

五島うどん

日本三大うどんのひとつとも言われている五島うどん(その他は、香川県の讃岐うどんと秋田県の稲庭うどん)。五島うどんは、なんと遣唐使の時代に中国から伝わったという歴史あるうどんです(諸説あり)。

五島うどんは手延べの乾麺で、細めの丸いうどんです。麺に椿油を練りこんであり、食感はツルツルしこしこ、コシもしっかりあり、伸びにくいのが特徴です。

五島うどんの代表的な食べ方は「地獄炊き」です。いわゆる釜揚げうどんにして、あご(トビウオ)の出汁や生卵に絡めて食べます。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<おっどん亭の地獄炊き>

生卵に醤油や出汁をちょろっと入れて、熱々のうどんをすき焼きみたいに絡めてじゅるじゅるっと食べる。シンプルで極上の味です。

地元の人はよく肉うどんを食べる、と聞いたので食べてみました。するとこれがとっても美味しい。あっさりしたあご出汁に、やや甘めの牛肉が交じり合い、あっさりした五島うどんにコクが加わって、上品かつ深い味がします。

【五島市】福江島にはなぜ移住者が増え続けているのか?離島のならではの魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<鬼岳四季の里の肉うどん>

今回は3日間滞在の間に6杯もの五島うどんを食べました(笑)。お魚もたくさん食べました。そのすべてを下記の記事でご紹介していますので、参考にしてみてください。