薪割りをしたあとの″薪″の保管方法
キャンプでの薪の保管方法
薪を作った後にすぐに使わない場合は、袋や段ボール箱などに入れて保管してください。薪を地面に散らばったままにすると間違えて踏んでしまい、ケガをすることがあります。薪割り作業においては、薪の上手な保管も大切な作業です。
自宅での薪の保管方法
キャンプ場で余った薪を自宅で保管するときは、「日当たりと風通し」のよい場所で保管してください。理想的なのは、風が薪と薪の間を通り抜けるような場所となり、さらに虫やカビ防止のために屋根があるのもおすすめです。
キャンプなどのアウトドアで焚き火をする機会が多い人は、まとめて薪割りをして保管しておくと便利です。暖炉の焚火などアウトドア以外の用途でも使う人は、ぜひ自宅での保管方法もチェックしておきましょう。
薪割りあとの″ナタ″の手入れと保管方法
ナタの手入れ方法
ナタは、焚き火などで薪割りをした後は必ずお手入れをしましょう。手入れを怠るとサビがつき、切れ味が悪くなってしまいます。
ナタなどの鋼製の刃物類の手入れは洗剤で汚れをきれいに取り除き、乾燥したタオルや布巾で水分を完全に拭き取ります。殺菌も兼ねて熱湯で洗って消毒するのがベストです。切れ味が落ちてしまうため、刃は決して炙らないでください。しばらく使わないときは、刃物用のお手入れ用油を塗っておくのがベストです。
- サビ止めは「サラダ油」もOK
ナタの刃のサビ止めには、植物性のサラダ油も問題ないといわれています。しかし長期間経つとべたつきが出てしまい、べたつきが取れにくくなるのが欠点です。長期間使わずに保管するときは、最低でも半年に一度はサラダ油を洗い落として塗り直すのがよいとされています。
ナタの保管方法
ナタなどの鋼製の刃物類は、鞘(さや)に入れっぱなしにはせず、別々に保管するのが基本となります。しかしナタの刃がむき出しでは危険なため、防錆紙(ぼうせいし)または新聞紙に包んで保管してください。
さらに厚紙で平たい筒を作って刃の部分を保護するのが理想です。そのあとにナタと鞘を商品箱に入れて保管することで、持ち出すときに鞘の紛失をすることが少なくなります。
- 鞘の手入れと保管方法
鞘には革製・木製・樹脂製などがありますが、いずれも汚れをきれいに取り除き、乾燥させてから鞘だけで保管してください。革製も木製も水分を含んでいるため、くれぐれもナタを入れっぱなしにしないように注意します。
樹脂製はナタを入れっぱなしにしても問題ないとされていますが、やはり別々に保管したほうがよいそうです。
- 子どもの目につかない場所で保管
ナタなどの刃物類は使い方を間違えると非常に危険なため、子どもの目につく場所では保管しないようにしてください。いたずらなどができないように収納をしっかりし、置き場所も棚の上などにして厳重に保管しましょう。