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ぬか漬けをつくるのに必要なこと
ぬか床の代用になるもの
ぬか漬けをつくるのに必要なこと
思っていたよりもステイホームが長引いているので、家での空き時間の有効活用や体調管理や健康維持のために自炊をするようになった人の中でも、ぬか漬けを始めてみようと思っている人がいるかもしれません。
漬物を毎回買っているとそれなりにコストも嵩むので、家で余った野菜で副菜を一品作れたら節約にもつながります。ぬか漬けを作る上で必要なことや食べ方、管理の方法に関する注意点、問題点をこれから見ていきましょう。
米ぬかをつかう食べ方
「ぬか漬け」という名前の通り、ぬか漬けは古来から米ぬかを使ってつけられています。糠の量に対して濃度8%になるように塩を足すのが基本です。
可能であれば食塩水を作って混ぜ込むとよいですが、測るのが難しいようであれば塩をぬかに混ぜ込んでから味噌より少し柔らかくなる程度まで水を足していく方法でもぬか床を作ることができます。一般的にぬか床を作る際には生ぬかを使う方法が一般的ですが、炒りぬかでも可能です。
ぬか床に追加するもの
基本のぬか床ができたら、風味を豊かにしたり発酵を促したり、腐敗を防いだりするために、唐辛子や干し椎茸、昆布などを加えることが必要です。唐辛子には防腐作用や辛味成分があり味にしまりがある漬物が出来上がります。
新しくぬか床を作ったら、1週間ほど野菜のくずを入れて乳酸菌を活発化させるためにいろいろな野菜を漬け込みましょう。定期的に混ぜることによって乳酸菌の力で風味が増し、食感のいい漬物が完成します。
ぬか漬けのもとをつかう食べ方
近年、自宅で手間のかかる漬物を作る家庭が少なくなってきているため、各メーカーから簡単な食べ方ができるぬか漬けの素が発売されています。袋に入っているぬか漬けの素で好みの漬物を作る方法を試してみた方もおられることでしょう。
取り出すときにはぬかに触れる必要がありますが、袋の上からぬかを混ぜることもでき、冷蔵庫保存することで毎日ぬかを混ぜる必要がない簡単なぬか漬
ぬか床の代用になるもの
ぬか漬けは、実際に野菜を漬けるまでの工程が面倒なので、手軽に食べたいと思っている人には不向きな場合があります。しかし、日本人としては食卓に少しの漬物があると安心することがあるのも事実です。
実際、スーパーで買ってくるのが一番簡単で手軽な場合はありますが、家にある野菜と最低限の調味料でぬか漬けのような風味を楽しめる漬物を作る方法をご紹介します。
パン粉をつかう食べ方
パン粉と砂糖と塩を使って、ぬか漬け風の漬物を3時間ほどで作ることが可能です。ぬか漬けを家で作ることが面倒な方以外にも、外国にいて米ぬかが手に入らない方でもぬか漬け風味の漬物を簡単に食べられます。
材料はきゅうり2本に対してパン粉大さじ6、塩小さじ1.5、砂糖大さじ1.5。調味料ときゅうりをポリ袋に入れてちょっと転がしてから密封し、6時間ほど冷蔵庫に入れたら完成です。
材料 (きゅうり2本分)きゅうり2本、パン粉大さじ6、砂糖大さじ1.5、塩小さじ1.5
引用元: cookpad.com
引用元: クックパッド
ヨーグルトを使う食べ方
ぬかの代用にヨーグルト?と、思われるでしょうか。でも、乳酸菌の含まれた発酵食品の代表格であるヨーグルトを使った漬物の食べ方は、意外と知られています。
作り方は簡単。ヨーグルト大さじ8に対して塩小さじ2を加え、よくかき混ぜてから好みの野菜を入れるだけ。冷蔵庫に入れておけば約1日で浅漬けになった漬物が完成です。2〜3回使い回しもできるので、ぬかの手入れが面倒だけど家で漬物を食べたい方におすすめです。
きゅうり1本(=100gでした)、大根(皮をむいて190gでした)、人参(皮をむいて70gでした)◆プレーンヨーグルト(無糖のもの)大8◆塩※小2と1/2
引用元: cookpad.com
引用元: クックパッド