公金受取口座はマイナポータルで登録しよう

子どもの公金受取口座は本人名義でないと申し込めません。大手銀行なら親権者などの法定代理人(親)が、窓口で子どもに代わって口座を開設することが可能です。

今回筆者は、子ども名義の銀行口座をネット銀行の「あおぞら銀行 BANK支店」で新たに作成しました。その理由は、あまりお金を出し入れする予定がなく、お年玉やお祝いの貯蓄用くらいにしか使わないこと。そして、普通預金金利が0.2%と大手銀行の200倍もの高金利を提供していることです。

ネット銀行の口座開設は支店に行かなくてもいいのがメリットですが、15歳未満の子どもは口座を開設できなかったり、親の同意書を郵送しないとダメな場合もあって、意外と時間がかかります。

急ぐときは大手銀行で口座を開設したほうが早いでしょう。実際、筆者の場合は子ども名義の口座を開設するのに、申し込みから約1カ月ほどかかりました。

マイナンバーカードに公金受取口座を登録するには、マイナポータルアプリが必要になります。事前に、スマホにアプリをインストールしておきましょう。

マイナポータルでは、初回は子ども名義で利用者登録ログインをする必要があるので、画面に従って登録してください。途中、マイナンバーカードをスマホにかざして、数字4桁のパスワードを入力すればログインできるはずです。その後、メールアドレスを登録して確認コードを入力すれば利用者登録は完了です。

利用者登録が終わったら公金受取口座の登録を行います。子どもの氏名、生年月日、性別、住所などを入力しますが、電話番号やメールアドレスは親と同じでも問題はありません。

もちろん、ここで登録する銀行口座は子ども名義のものを入力し、最後に利用規約などに同意します。「口座情報の登録完了」と表示されれば、公金受取口座の登録作業は完了です。

■マイナポータルで公金受取口座の登録をする手順

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(画像=マイナポータルアプリを起動したら、初回は「利用者登録/ログイン」を行う(左写真)。4桁のパスワードを入力して「読み取り開始」を押してマイナンバーカードをスマホにかざせばログインできる(右写真)、『オトナライフ』より引用)
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(画像=メルアドを登録すると確認コード(数字6桁)が送られてくるので、それを入力して「確認する」を押す(左写真)。次に確認画面で「利用者登録する」を押し「利用者登録を受け付けました」と表示されればOKだ(右写真)、『オトナライフ』より引用)
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(画像=続いて「公金受取口座の登録」を行おう。子どもの名前や生年月日、住所、電話番号などを入力したら(左写真)、子ども名義の銀行口座情報を登録する(右写真)、『オトナライフ』より引用)
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(画像=最後に登録情報を確認して、口座登録の注意事項や利用規約を確認し「登録する」を押せばいい(左写真)。これで、公金受取口座の登録は完了だ(右写真)、『オトナライフ』より引用)