一般に、猫は高いところを好みます。このため、キャットタワーのないご家庭などでは、柱や障子をよじ登る光景も目にしますが、中には壁まで登ろうと挑戦する子も。

まるで忍者のように壁めがけて飛び上がり、重力にあらがって壁を走ろうと修行(?)を続ける、忍者見習いのような猫がいます。

壁に駆け上がり、床面と並行になって走る姿を見せているのは、キジトラの男の子、おこめくん。1つ年上になるソマリの女の子、しぴちゃんと一緒に飼い主さんのお家で暮らしています。

おこめくんが壁を走るようになったのは、保護されて今のお家にやってきた子猫の頃から。当初はおもちゃで遊んでいるうち、気分が高揚してジャンプするついでに壁を走ろうとする、という感じでした。

それが徐々に、おもちゃなしでも壁を走ろうとするように。「運動不足を感じているのか、遊んだ後に『もっと遊びたい!』と感じていると、勝手に走り出すのかなという印象です」と飼い主さん。

ニンニン!ならぬミャンミャン! 飛び上がって壁を走る忍者猫
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

飛び上がって壁を走ろうとする模様は、飼い主さんによって動画ツイートでも紹介されています。ポンとジャンプして壁に取りつき、少し駆け上がって反転し、飛び降りるというルーティン。

ニンニン!ならぬミャンミャン! 飛び上がって壁を走る忍者猫
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

かなり高いところまで到達しているように見えるので、飼い主さんに聞いてみると「1m60cmは見たことがあります。高い家具がないので、それ以上の計測はできませんが……」とのこと。大人の顔の高さまでは悠々登れるようです。

ニンニン!ならぬミャンミャン! 飛び上がって壁を走る忍者猫
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

壁へは気分が高揚したり、興奮したりすると自発的に登り始めるようで、その時は掛け声のような「みゃんっ!」という声をあげるのも特徴。「ニンニン」ならぬ「ミャンミャン」と、自分で気合を入れているのかもしれませんね。

ニンニン!ならぬミャンミャン! 飛び上がって壁を走る忍者猫
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

壁を登って走ろうとすると、当然落ちないよう爪を立てるものなので、壁紙にはおこめくんの爪跡がいくつも残っているんだとか。飼い主さんは「賃貸物件なので……」とお困りの様子です。

ニンニン!ならぬミャンミャン! 飛び上がって壁を走る忍者猫
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

壁に向かって修行を続けるおこめくんですが、飼い主さんの心情を思いやると、せめて爪だけは立てないで……という気持ちにもなってしまいます。吸いついて走れる忍術を身につけると可能になりそうですが、まだまだその道のりは遠そうです。

<記事化協力>
しぴこめの記録さん(@chipie0826)

文・咲村珠樹/提供元・おたくま経済新聞

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