目次
寒天の簡単おいしいレシピ①
寒天の簡単おいしいレシピ②
寒天の簡単おいしいレシピ①
寒天の使い方
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寒天には棒寒天と粉寒天、糸寒天などの種類があります。いずれも同じように使えるのですが、基本の使い方を押さえておくと迷いません。分量さえ間違えなければ簡単に使えますので、ご参考になさってください。ここでは棒寒天1本分を目安とする作り方をご紹介しています。(上の画像の棒寒天は1/2サイズのものです。)
棒寒天の使い方
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棒寒天はさっと洗って水気を絞ってから水に10分ほどさらしてまた水気を絞ります。手で細かくちぎって鍋に入れ、水500㏄を入れて鍋を中火にかけます。木べらなどで混ぜながら沸騰させて完全に寒天が溶けて液体が透明になり、とろりとするまで火を弱くして1~2分煮ます。砂糖類は寒天が完全に溶けてから入れ、さらにしっかりと煮溶かしましょう。
粉寒天の使い方
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鍋に粉寒天4gと水500㏄を入れて木べらなどでよくかき混ぜてから中火にかけます。軽く混ぜながら沸騰させて、火を弱めて2分ほどゆっくりとかき混ぜながら煮ます。砂糖類を入れる時はこの後で入れ、やはりしっかりと煮溶かします。
糸寒天の使い方
糸寒天はそのままお味噌汁やスープの具に春雨のように使えます。さっと洗って、サラダの具としても使えます。
ゼラチンとの違い
寒天はゼラチンと違い、常温(13度前後)で固まります。ゼラチンは一度固めていても、夏場に外に出して温かくなると溶けてしまいますが、寒天は溶けにくいのが特徴です。冷たく冷やした方がおいしいですが、持ち歩くことができるのは寒天を使った菓子のほうが向いています。ゼラチンは動物性、寒天は上述の通り植物性(海藻が主原料)です。
寒天の簡単おいしいレシピ②
みつ豆用の寒天
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寒天と言えばこれを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。優しい甘味とつるりとした食感が魅力です。えんどう豆やあんこのほかに、フルーツやバニラアイスとも相性が良いのでお好みの組み合わせを色々試してみてください。
材料
棒寒天1/2本または粉寒天2g、水250㏄、砂糖25g
作り方
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上の「寒天の使い方」を参考に寒天を溶かします。寒天液を作ったら砂糖を入れて手早く混ぜ合わせしっかりと溶かします。さっと水をくぐらせ型に流し入れて冷蔵庫で冷やし固めます。
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固まったら包丁などで切り、盛り付けます。すりごまやきな粉に黒蜜をかけてシンプルに食べるのもおすすめです。ゼリーとはまた違った食感とほっとする味わいは誰にも好まれるお菓子です。
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型から外れにくい場合は、写真のように包丁の先を型との隙間に入れてぐるりとまわしてみましょう。