食事によく用いられる卵ですが、どれくらいの鉄分が含まれているか知っていますか?卵は、とても栄養価が高く、健康を維持するのに役立つ食材です。そこで今回は、卵に含まれる鉄分量や栄養成分を紹介します。また、栄養成分を多く摂取できる方法を解説します。
目次
卵にはどれくらい鉄分が含まれている?
黄身に含まれる栄養成分
卵にはどれくらい鉄分が含まれている?
卵は栄養価が高い食材として知られています。では、そんな栄養価が高い卵にはどのくらいの鉄分が含まれているのでしょうか?全卵に含まれる鉄分含有量は、100gあたり1.8mgで多くの鉄分が含まれているのがわかります。また、白身と黄身にわけた場合だと、白身には鉄分が含まれておらず、黄身には100gあたり6mgの鉄分が含まれています。
黄身に含まれる栄養成分
黄身に鉄分が含まれていることはわかりましたが、他にはどんな栄養成分が含まれているのか気になりますよね。黄身の中でも、特に注目したい栄養成分について紹介します。
ビタミンD
卵黄に含まれる、ビタミンDは骨や歯、筋肉を健康な状態で維持する効果があります。身体を作る働きのあるビタミンDは子供にとって、欠かせない栄養成分です。
また、カルシウムやリンなどが身体に吸収されると、それらの栄養成分の量を調整する機能もあります。
ビタミンB12
ビタミンB12は、鉄分と同じくらい鉄分不足の改善に効果のある栄養素です。ビタミンB12は、ヘモグロビンの生成や運搬に深く関わり、その効果を発揮します。
そのため、ビタミンB12が不足すると鉄分不足が深刻になることがあります。また、他にも細胞に働きかけ、修復や改善などにも効果があります。
ビタミンB2
ビタミンB2は、身体の成長に大きく関わるビタミンです。特に代謝に関わり、サポートの働きをします。体内で脂質をエネルギーとして使う際に、ビタミンB2が必要となります。そのため、食事で脂質を多く摂取している人は、積極的に摂りたい栄養素です。
鉄分
鉄分は鉄分不足に効果があります。鉄分不足が深刻になると、日中の活力がなくなったり、朝すっきりとできなかったり、健康を維持することができなくなってきます。
特に女性は男性よりも鉄分を必要とするので、バランスのいい食事がとれないと、鉄分不足になりやすいです。そのため、意識して鉄分を摂取する必要があります。その点、卵には鉄分が多く含まれているので、鉄分不足の改善に役立つ食材といえます。
ただ、鉄分は摂取しただけでは効果がなく、たんぱく質やビタミンCと一緒に摂取する必要があります。鉄分は体内で吸収されにく栄養成分です。それをサポートするのが、ビタミンCとたんぱく質です。
卵から、鉄分を摂取す場合は、吸収をサポートしてくれる、栄養成分を一緒に摂取して、吸収をよくしてあげましょう。
亜鉛
亜鉛は、必須ミネラル16種類のうちの一つです。亜鉛は体内に存在はしますが、生成することができません。そのため、経口摂取する必要があります。