ビジネスの世界では努力や実力が必要だが、運も大切だ。カリスマ経営者と呼ばれる人や有名人の中には「マイ神社」という定期的に通う神社がある人も少なくない。そこで今回は、仕事運アップが期待できる神社や出世できると言われている神社を、関東・関西・九州で各1社ずつ見ていこう。

良い縁をつないでくれると言われる日枝神社

東京都千代田区にある「日枝神社」は、大山咋神(おおやまくいのかみ)を御祭神としている。江戸城の鎮守として徳川家と縁深い神社だ。一般的な神社では狛犬が置かれているが、日枝神社には猿が置かれている。猿は御祭神の使いで、「神猿(まさる)」と呼ばれ敬われていた。

「神猿(まさる)」の音が「勝る」や「魔が去る」と捉えられ、勝運の神や魔除けの神と言われているのだ。また、猿は「えん」と読めることから「縁」を運んでくると考えられ、商売繁盛や良い縁をつないでくれると人気になっている。

豊臣秀吉が御祭神!豊國神社

大阪城内にある「大阪城豊國神社」の御祭神は、大出世を遂げた豊臣秀吉や秀頼、秀長だ。豊臣秀吉は、農民から天下人へと栄華を極めた人物のため、出世開運の神様として崇められている。

手水舎や絵馬などに使われている瓢箪(ひょうたん)は、末広がりの形で縁起が良いと言われ、秀吉の馬印(うまじるし)としても有名だった。そのため、豊國神社では木製の瓢箪に駒を付けたお守りを販売している。「瓢箪から駒が出る」ように飛躍したい人にぴったりのお守りだ。

日本三大八幡の1つ!筥崎宮

福岡市東区にある「筥崎宮(はこざきぐう)」は日本三大八幡の1つで、開運・勝利の神様として有名だ。その由縁は鎌倉時代の蒙古襲来の際に神風が吹いて日本が打ち勝ったことにある。参道が海まで続き、海上交通や海外防護の神として信仰されており、歴史に名を遺した武将たちも参詣した。

また、楼門には「敵国降伏」が掲げられ、「武力で降伏させるのではなく徳の力で導き相手が自らなびき降伏する」という真の勝利を説いている。

マイ神社を見つけ運も味方につけよう

全国各地に出世や仕事運アップにまつわる神社がある。自分なりの努力をし、他にできることがなければこういった神社に参詣するのも良いだろう。気持ちが落ち着き、新しい閃きがあったり、ここぞという時に運が味方してくれたりするかもしれない。

文・山村望愛

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