駆け引きを楽しむ

その後右舷トモの袖岡さん(立川市)にも本命が。「マゴチは食べるより釣るのが楽しいです」と言いながらニコニコとリリースする。

東京湾の船マゴチ釣りでトップ8尾 サオ頭は「ハゼエサ」を使用
(画像=キャッチ&リリースで楽しむ(提供:週刊つりニュース関東版 江藤沙織)、『TSURINEWS』より 引用)

昼すぎ、待望の良型をゲットしたのは織江さん。アタリ自体はずっとあったが、なかなか掛けられずにいただけに、駆け引きを制し本命を手にすると笑顔が弾けた。

東京湾の船マゴチ釣りでトップ8尾 サオ頭は「ハゼエサ」を使用
(画像=待望の本命に笑顔(提供:週刊つりニュース関東版 江藤沙織)、『TSURINEWS』より 引用)

13時半、船は近場へ戻り東扇島公園近くや鶴見つばさ橋周辺のポイントを攻めるが、アタリは少なかった。福井さんが追釣し、15時すぎまで粘って沖上がりとなった。

マゴチは最盛期に突入

この日の釣果は、0~8尾で竿頭はハゼエサの山田さん。次が5尾で窪田さんと中沢さん、ルアー釣りの福井さんは3尾だった。

梅雨が明け、東京湾ではマゴチの最盛期を迎える。真夏には水深3mの超浅瀬での駆け引きを目で楽しめる。ハリ掛かりさせるまでのドキドキ感、アワセがガッツリ決まって弧を描く竿とマゴチの強烈な引き。江戸前高級魚との駆け引きが今熱い。

<週刊つりニュース関東版 江藤沙織/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年7月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。

提供元・TSURINEWS

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