一投目から本命顔見せ

開始5分、一投目で40cm級を仕留めたのは、左舷ミヨシの窪田さん(横浜市)。大きな誘いなどはかけていないように見えたが、話を伺うと10~15秒に1回タナを取り直していた。

東京湾の船マゴチ釣りでトップ8尾 サオ頭は「ハゼエサ」を使用
(画像=最初に駆け引きを制した(提供:週刊つりニュース関東版 江藤沙織)、『TSURINEWS』より 引用)

それが誘いとなり、上げてくる途中で食いついてくると言う。こまめなタナ取りは二つ目の重要ポイントだ。

フッキングはしっかりと

窪田さんが2尾目を上げたところで移動し、大貫沖へ。ここでは、まず右舷胴の間で2本の竿を出していた山田さん(大田区)にアタリ。

東京湾の船マゴチ釣りでトップ8尾 サオ頭は「ハゼエサ」を使用
(画像=エサ釣りでゲット(提供:週刊つりニュース関東版 江藤沙織)、『TSURINEWS』より 引用)

しっかり食い込むように竿を送って、両手でしっかりアワせる。大きく竿がしなり本命が水面から顔を出した。

マゴチの口はツルツルしていて硬いので、しっかりアワせるのが三つ目の重要なポイントとなる。慣れていない人はアワせるときに45度あたりで止めてしまうが、両腕を耳の横まで上げて、上アゴにしっかりハリが掛かるようにしたい。

またアワせるまでの時間は、船長によるとアタリがあってから8秒くらい。それ以上待ちすぎるとエサを離してしまうため、本アタリを待たずに覚悟を決めてアワセにいくと釣果アップにつながるそうだ。