58cm頭に良型続々

9時を回ったところで、あちらこちらの竿が一気に曲がりだす。左舷胴の間では、飯塚さん(町田市)が手バネを器用にたぐり45cmをキャッチ。

東京湾の船マゴチ釣りでトップ8尾 サオ頭は「ハゼエサ」を使用
(画像=手バネで45cmキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 江藤沙織)、『TSURINEWS』より 引用)

先ほどの山田さんは事前に釣ってきたハゼをエサに追釣。左舷トモの中沢さん(大田区)もしっかりとアワせて、この日最大の58cm、56cmを連釣した。

ルアーはカラーローテして攻める

10時を過ぎるとアタリが減り、ジリジリとした日差しのなか辛抱の時間が訪れる。たまにあるアタリもうまくハリ掛かりせず、「あぁっ」という悲痛な叫びとともに水中に戻っていく本命の姿も。

均衡を破ったのは、ミヨシで竿を出していたこの日唯一のルアーマン・福井さん(多摩市)。サメの邪魔や水面バラシを乗り越え40cmオーバーを見事ゲットした。

東京湾の船マゴチ釣りでトップ8尾 サオ頭は「ハゼエサ」を使用
(画像=ルアーで良型手中(提供:週刊つりニュース関東版 江藤沙織)、『TSURINEWS』より 引用)

ルアーマゴチでは、ボトムワインドが基本となり、なるべく遠くへキャストしたらひたすらネチネチと底を攻めていく。

東京湾の船マゴチ釣りでトップ8尾 サオ頭は「ハゼエサ」を使用
(画像=カラーでアタリは明確に分かれる(提供:週刊つりニュース関東版 江藤沙織)、『TSURINEWS』より 引用)

福井さんはその日によって30~50gのジグヘッドを使い分け、ワームも状況に応じてオレンジや渋めのカラーをチョイス。この日は薄茶色の渋めがラッキーカラーだったようだ。