春イカは秋イカに比べカラーチョイスで釣果に大きな差が出る。その差は、一日を通して数匹から数十匹と春イカを攻略する上では重要な要因となる。今回は、そんな春イカを「コントラストカラー」で誘うパターンについてレポートしていく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター小橋一輝)
コントラストカラーとは?
エギにおけるコントラストカラーとは対照的なカラーの組み合わせであり、延長線上のカラーを指す。例えばピンク×紫など、薄い色から濃くした色の組み合わせが多く様々なパターンがある。
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(画像=コントラストカラー(提供:TSURINEWSライター小橋一輝)、『TSURINEWS』より 引用)
ナチュラルカラーとインパクトカラーの掛け合わせが主に使用されている。中には非対照的な組み合わせなどメーカーによって多くのパターンが存在している。
ナチュラルカラーとインパクトカラーの違い
まずイカにとってのナチュラルカラーは定番色の「ピンク、オレンジ」などの鮮やかなカラーを指す。そしてインパクトカラーは、茶色、黒や赤などの光を吸収しやすいカラーである。
エギに様々なカラーがあるのは、その日の濁りや天候によってアタリカラーが大きく異なるためであり、状況変化に応じてナチュラル、インパクトを使い分ける必要がある。
下地テープ
また下地テープも、布の色を際立せる重要なポイントとなるため、下地のテープが「赤」などの光を吸収するカラーであればインパクトカラー寄りと筆者は考える。その点で考えてみると、コントラストカラーは色の強弱で見せるため、「クリアボディー」や「ケイムラボディー」が採用されているケースが多い。