【理由2】VTuberはクラスに一人はいる身近な人気者!
かつて、アイドルや映画俳優といえば雲の上の存在であり、憧れであったが、最近は、もっとファンが共感できる身近なアイドルやタレントが増えている。“会いに行けるアイドル”で人気を博したAKB48は、その先駆けであろう。
そもそもYouTubeでは、必ずしも話芸に秀でたプロのタレントや有名人の配信がウケるわけではなく、人気があるのは意外と無名の素人だったりする。
これはVTuberにも当てはまっており、ゲームや歌がほかの人より少し上手いといった程度で、あとはキャラクター性やトーク力で勝負している。
なかには、配信が始まっているのに肝心なゲームの準備ができておらずオロオロしてしまったり、お酒を飲んで配信し、最後は酔ってグダグダになってしまうVTuberもいる。
だが、視聴者はそのVTuberのダメっぷりやドジな部分に親近感を持ち、応援することを楽しんでいたりするのだ。
つまり、VTuberは芸能人や俳優といったあこがれの存在ではなく、クラスに一人はいるちょっと面白い人気者といった存在だからこそウケているのである。
【理由3】VTuberは視聴者との距離が近くファンを認知してくれる
VTuberが普通の顔出しYouTuberと違うのは、生配信が非常に多いこと。生配信でスパチャが稼げるというのも大きいが、理由はそれだけではない。
YouTubeの生配信では面白い場面で視聴者が一斉にスパチャを投げて応援するが、金額が大きければVTuberがファンの名前を読み上げてくれたり、チャットに投じたコメントを読んでリアクションをしてくれる。
これによりライブの臨場感や一体感を味わえるため、VTuberと視聴者の距離はグッと近くなるのだ。
まして、VTuberに自分の名前を覚えてもらえば、その喜びはひとしお。結果、おのずとファンのスパチャ額もどんどん大きくなっていくのである。