【トラブル解決3】両方のiPhoneでiCloudにサインインする
実は「AirDrop」の利用には、Wi-FiとBluetooth以外に、「iCloud(アイクラウド)」にサインインしている必要がある。
「iCloud」は、iPhoneのデータをクラウドにバックアップするだけでなく、iPhoneそのもののデバイスの認証にも用いられている。iPhoneユーザーならほとんどの人がiCloudにサインインしていると思うが、そうでないと「AirDrop」は使えないのだ。
したがって、もし「AirDrop」が使えないときは、データを送信する側も受信する側も「iCloud」にサインインしているかどうか再度確認してほしい。

(画像=「iCloud」にサインインしているかどうかはすぐ確認できる。iPhoneの「設定」を開きいちばん上の項目に名前が表示されていればOK。名前が表示されていない場合は、Apple IDでサインインしよう(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)
【トラブル解決4】相手のiPhoneを近くに寄せる
Wi-FiとBluetoothの通信回線を使う「AirDrop」は、その性質上、データを送る側のiPhoneと受信する側のiPhoneの距離が離れすぎていると、お互いの端末を検出できない場合がある。
Appleの公式サイトによれば、9m以内の距離なら通信は可能とされているが、距離が離れ過ぎていたり、2人の間に障害物があるときは、iPhone同士をくっつけて再送信してみよう。

(画像=(Image:Studio.51 / Shutterstock.com)
「AirDrop」はBluetoothを使ったデータ転送方法であるため、相手と離れ過ぎているとはデータを送れない。iPhone同士をできるだけくっつけて試してみよう、『オトナライフ』より 引用)