人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」から生み出されたグッズやコラボ商品を4000点以上集めた「EVANGELION CROSSING EXPO―エヴァンゲリオン大博覧会―」が、7月15日~8月26日まで渋谷ヒカリエで開催されます。今回、開催前日のプレスプレビューに参加してきました!
会場に入ると、まずは壁一面に貼られたエヴァンゲリオンのクリアファイルがお出迎え。次のエリアには大きな初号機の頭部が真ん中にドーン!と置かれ、後ろには巨大なプロジェクションマッピングが!
そして、「エヴァンゲリオン」シリーズのフィギュアなどがガラスケースに陳列されたゾーンを抜けると広いフロアに出ます。そこには数えきれないほどのエヴァンゲリオンのアイテムが展示されており、まさに圧巻の一言。
中でも1600万円するというスーパーカーの「エヴァンゲリオン オロチ」(東京会場限定)や、現役の刀匠が作った全長332cm・総重量22.2kgの「ロンギヌスの槍」は見ているだけで興奮して、暴走状態になるところでした。
プレスプレビューでは、株式会社グラウンドワークスの代表取締役・神村靖宏さんと、元エヴァンゲリオンレーシングのレースクイーンで現在エヴァインフォ公式レポーターの野呂陽菜さんが、一緒にフロアを回りながら解説をしてくれました。
「今回の展示会では『モノ』と『コト』の両方を見ていただきたい」と語る神村さん。展示されているいろいろなモノを通して、過去に開催されたコト(企画やイベント)なども思いだしてもらうのが狙いのようです。
展示物について公式では「4000点超」と発表されていましたが、神村さんは「どんどん増えていて、よく分からない」と笑っていました。展示されているモノは倉庫から発掘されたごく一部で、さらに実際にフロアにあるのは「これを飾ろう」と持って来た物の3分の1程度とのこと。
エヴァンゲリオンレーシングのコーナーに到着すると、初号機をイメージしたバイクや初代レースクイーンのコスチュームが展示されていました。
元々は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのタイアップで2010年に生まれたと紹介していた野呂さん。同チームでレースクイーンをしていた時はアスカの衣装を着ており、当時はキャラクターを背負う責任感があったと振り返っていました。
さらに「レイやアスカなど、それぞれのキャラクターのコスプレではない、レースクイーンぽい衣装に落とし込まれているところが画期的だった」と言います。
企業コラボコーナーに行くと、UCCミルクコーヒーのエヴァ缶やキティちゃんなど、今も記憶に残っているものが数多く展示されていました。
神村さんが一番印象に残っているコラボは、500系新幹線をまるごと塗装した「500 TYPE EVA」とのこと。「新幹線は日本が誇るインフラ。それとコラボできたことは光栄だった」と言い、初号機のデザインが施された巨大な物体が博多から大阪まで毎日走っていたのは「凄い事件だった」と語っていました。
最後に向かったのはファッションコーナー。ここには2008年からスタートしたプロジェクトである「RADIO EVA」から生まれた様々なTシャツやキャップ、スカジャンなどが壁一面に飾られていました。
Tシャツは本当に種類が豊富で、エヴァンゲリオンの世界観を取り入れたものが多く、summer以外が消されたTシャツや「The Beast」の文字が反転したTシャツ(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」で真希波・マリ・イラストリアスが言ったセリフ「モード反転、裏コード、ザ・ビースト!」から)など、ファンなら分かる面白いデザインがたくさんありました。
この他にも、まだまだ紹介しきれていないアイテムが多数展示されている「EVANGELION CROSSING EXPO―エヴァンゲリオン大博覧会―」。8月26日まで無休で開催されており、入場料は一般・学生が2000円、中高生が1500円、小学生が500円。チケットはローソンチケットとあさチケで販売しています。
取材協力:「エヴァンゲリオン大博覧会」広報事務局
(取材:佐藤圭亮)
文・佐藤圭亮/提供元・おたくま経済新聞
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