目次
9. 会津武家屋敷レストラン&おみやげの情報
10. 会津武家屋敷のそのほかのイベント情報と基本情報
9. 会津武家屋敷レストラン&おみやげの情報

会津武家屋敷の横にある建物。1階には売店「郷工房・古今」と茶席「今様」が、2階にはレストラン「九曜亭」があります。

九曜亭のおすすめは、「会津万福膳」。
鰊(にしん)の山椒漬け、棒鱈煮(ぼうだらに)、こづゆ、わっぱめし、馬刺しの燻製、そばといった会津の味が一度に楽しめる人気の一膳。本格的な会津の郷土料理を楽しめるメニューです。
1,680円とリーズナブルで、市街地にある人気のわっぱめし専門店よりもお手頃。1日限定20食ですので早めに行くとよさそうです。

会津ならではのわっぱめし。山菜がたっぷりと入っていて、食べごたえがあります。

オリジナルの手塩皿に会津の郷土料理が少しずつ。特に会津では、お祝い事や冠婚葬祭には必ず食べられるおもてなし料理「こづゆ」や、山国ならではの保存食で、田植えやお祝い事には欠かせない「鰊の山椒漬」、会津藩主・松平容保が京都守護職に就いていたことから会津でも食べられるようになった「棒鱈煮」、会津ならではの「馬刺しの燻製」はぜひ食べてみていただきたい、会津の郷土料理です。
他に、戊辰150周年特別メニュー「武家御膳」(1,500円)もおすすめ。季節の天ぷらに茶そば、季節の小鉢、豚丼、お新香、みそ汁が付いています。
九曜亭の営業時間は11:00~14:30のランチタイムのみ。会津ならではの食事を楽しみながら、幕末に思いを馳せてみるのもいいですね。

1階売店「古今」では、会津若松市のお土産がずらりとそろっています。おすすめのお土産は、薄皮黒糖まんじゅうやくるみゆべし。赤べこや起き上がり小法師、会津塗りの食器などの会津の名品もそろっていますよ。
10. 会津武家屋敷のそのほかのイベント情報と基本情報

会津武家屋敷では、一年を通して様々なイベントが行われています。春には桜まつり、春の邦芸会、桜写真コンテスト、資料館の特別展、朝市。夏には九曜亭ビア祭り。秋には菊祭り、秋の邦芸会、菊写真コンテスト。冬には家老屋敷冬季特別公開、資料館の冬季テーマ展、正月餅つき、冬景色写真コンテスト、ろうそく祭り、と盛りだくさん。
特に、800鉢もの菊が場内を彩る「菊祭り」と、冬季限定で家老屋敷に実際に入ることができる「家老屋敷冬季特別公開」は、会津ならではのイベントなので必見です。また、季節ごとの赤べこ・小法師絵付け写真コンテストなども行われています。
会津武家屋敷の周辺には、会津藩の保養所として使われていた歴史ある温泉地・東山温泉「向瀧」や、難攻不落の名城とうたわれた「鶴ヶ城」、日本遺産にも認定された他にはない珍しい二重螺旋構造の木造建築物「さざえ堂」、白虎隊が自決した飯森山といった会津藩や松平家にゆかりのある観光名所が複数あります。まちなか周遊バス「あかべぇ」「ハイカラさん」などを利用して、会津武家屋敷と合わせて観光してみてくださいね。
【福島一口メモ】
福島には会津武家屋敷以外にもさまざまな観光スポットがあります。郡山・デコ屋敷、塔のへつり、猪苗代湖、裏磐梯など見どころがいっぱいです。格安ツアーから豪華ホテルに泊まるツアーまで、たくさんのプランが用意されているので、ぜひチェックしてみてください。
<日数と費用>(関東発目安)
●旅行日数:2~4日間
●ツアー費用:約12,000円~約86,000円(関東発)
会津武家屋敷の基本情報
■住所:福島県会津若松市東山町大字石山院内1
■営業時間:【4月~11月】8:30~17:00、【12月~3月】9:00~16:30
■料金:大人850円、中高生550円、小学生450円
■駐車場:無料(普通車約100台、バス20台)
■定休日:年中無休
■車でのアクセス:磐越自動車道 会津若松ICより約15分
■電車のアクセス:JR磐越西線「会津若松駅」下車、バス約15分、タクシー約7分
※2018年11月に作成した記事になります
文・写真・理恵/提供元・たびこふれ
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