釣れたタチウオの持ち帰り方
釣り上げたときに注意したいのが、鋭い歯で怪我をしてしまうこと。フィッシュグリップは必須アイテムです。調理時にもうっかり手を切ってしまう可能性があるので、口の部分を歯ごとハサミで落としてしまうのも一つの手です。
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(画像=フィシュグリップは必須アイテム(提供:週刊つりニュース関東版)、『TSURINEWS』より引用)
タチウオの締め方
ハサミを使って目の後ろあたりから延髄を断ち切る方法がオススメです。締めてからエラを切って血抜きを行いましょう。
タチウオの捌き方
鱗がないので捌きやすい魚で、内臓を取るだけで下処理は完了です。食べるサイズにぶつ切りにし、そのまま調理に使うか、三枚に卸すといいでしょう。
タチウオにアニサキスはいる?
タチウオはアニサキスがいる可能性が他魚と比較して高い魚です。東京都健康安全研究センターの調査では27匹中7匹に検出されています。特に大型のタチウオほど捌いたときのお腹の膜の部分に、内臓から出てきたアニサキスを見かけることが多い印象です。
内臓を釣った直後に取り出す、内臓側の身を食べないなどでリスクは下げられるものの、アニサキスは身に最初から寄生している可能性も十分に有り得る寄生虫のため、生食には十分な注意が必要です。
<TSURINEWS編集部>
提供元・TSURINEWS
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