仕事ができる人とそうではない人との違いは何だろうか?営業成績の良さなどはもちろんだが、しかしそれだけではない。人が見ていない部分で当たり前のことを自然にできる人こそが、真の仕事ができる人なのではないだろうか。そこで今回は、清掃員が見た、仕事ができる人のトイレでの行動について見ていこう。

手洗い後はハンカチを使う

仕事ができる人は、身だしなみの一貫としてハンカチを常備し、手洗い後はハンカチを使う。服で拭いたり手をパッパッと振って水を飛ばしたりしている人は、行動を見直す必要があるだろう。

服で拭いた場合、手に雑菌が付着し、服も濡れて不衛生だ。手を振って水を飛ばすと、手洗い場周辺が水浸しになり、次に使う人が不愉快である。自分のことしか考えられない人は、仕事においても他人への配慮のない人だと思われるだろう。

トイレに行くタイミングが絶妙

「東洋経済ONLINE」に掲載された記事(2017年2月28日8時)によると、仕事ができる人はトイレに行くタイミングも絶妙だ。仕事で行き詰まっている同僚がいた場合、デスクであからさまに話さない。

相手がトイレに行くタイミングを見計らってトイレに行き、話しかける。2人きりであれば、他の人を気にせず話せるため、相手も話しやすくなるのだ。

ちょっとした汚れをさっと掃除できる

日本のカリスマ経営者は、トイレ掃除を自分で行うという。トイレ掃除で、相手のことを思いやり細かい部分にも気が利くようになるからだ。また人が嫌がる仕事を率先して行うことで、他の人との協調性や精神力を鍛えられ、同僚からの信頼度もアップする。

そのため仕事ができる人は、使うトイレや手洗い場が汚れていた場合に、さっと掃除することができる。常に、次に使う人のことを考えているため、相手を思いやる気持ちが大きいのだ。

共通して言えることは相手を思いやる心

仕事ができる人の共通点は、さりげなく相手を思いやる心である。たしかに会社には、掃除を仕事とする清掃員がいるだろう。だからと言って、トイレを汚して良いわけではない。

掃除する人や次にトイレを使う人の気持ちを考え、また物を大切にする気持ちを持っているからこそ、仕事で同僚や顧客の気持ちを考えることができ、成功へとつながっているのだろう。

文・山村望愛

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