そもそも授業参観とは、子どもの学校での様子や成長を確認するためのもので、授業の妨げになってはならない。それにもかかわらず、保護者の中には授業を妨害する人がいる。ただ授業の迷惑になるだけではなく、子どもから嫌われる原因になることも。そこで今回は、授業参観で絶対してはいけない行為を3つ紹介する。

授業中に保護者同士でおしゃべり

授業中に、保護者同士でおしゃべりばかりしていないだろうか?久しぶりに再会する知り合いだからと、話しに夢中になっては、子どもや教師に対してはもちろん、他の保護者の迷惑にもなる。

また子供からすれば、自分のことをまったく見てくれていないと感じる場合もあるだろう。会話は、授業参観中は避け、後で別の場所で時間を設けて楽しめば良い。

授業中に自分の子どもが理解していないとアピール

低学年の授業でよくある事例だが、授業中に自分の子どもが内容を理解していないとアピールしてくる保護者だ。目で合図したり、手をあげて「チェックしてほしい」と言ったりすることもある。

たしかに、指導せず次に進めるのは良くないが、教師や大人がすぐにフォローするのは、子どもが自分で考える力を弱めてしまう恐れがある。心配な気持ちは理解できるが、子どもが分かっていないからといって、すぐに助けを求めないでおこう。

教師が間違ったことを言わないかあら探し

真剣に授業に向き合ってくれる保護者はありがたいものの、教師が間違ったことを言わないかあら探しする保護者がいる。少しでも書き間違えたり言い間違えたりすると、授業中であっても指摘してくるため、授業の流れが止まるだけでなく空気も重くなってしまう。

授業参観では、多くの保護者が参加するため、子どもはもちろん教師も緊張している。教師といえども人間。少々の間違いがあることも理解しておきたい。

自分以外の人のことを考えよう

いずれも、自分の子どもを大切に想うあまりにしてしまう行動や、久しぶりの再会でついしてしまいがちな行動ではあるものの、教師や他の保護者にとってはどの行為も迷惑である。

授業参観は、自分の家族のためだけのものではないことを頭に入れ、周りの人へ配慮した行動をしなければならない。そうすれば、子どもに嫌がられず、スムーズに授業参観の時間を過ごせるだろう。

文・山村望愛

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