魚の捌き方は思うほど難しくありません。使う道具も包丁使いもいたってシンプルなので、少し練習すればすぐに上達します。今回は初心者でも上手にできる魚の捌き方はもちろん、料理に合った捌き方や包丁の動かし方など魚の下処理について詳しくご紹介します。
手順を覚えたら意外と簡単
魚の捌き方は難しくない

魚の捌き方は難しいかと思われるかもしれませんが、実はそれほど難しくありません。使う道具もそれほど多くなく、慣れてくると、小さな魚ならナイフ一本で捌くこともできます。丸魚を買ったときや、釣りをした時など、いざというときに魚の捌き方を知っていると助かりますので、ぜひ挑戦してみましょう。
イザというときに困らない基本の捌き方
魚の捌き方には、二枚おろしや三枚おろし、腹開き、背開きなど色々な種類があります。捌き方は料理によって使い分けますが、家庭料理で最もよく使うのは三枚おろし。なのでまずは三枚おろしをマスターしておくといいでしょう。三枚おろしを覚えたら腹開きも覚えておくと便利です。腹開きは、大量に魚が釣れたときなど、干物を作るときに使います。
今回は、家庭でもよく使うこの2種類の捌き方を中心にご紹介していきます。
魚を捌くための調理器具
まな板と包丁の選び方
まず、必ず用意する必要があるのはまな板と包丁です。まな板は大き目のものを用意しましょう。包丁の種類は色々ありますが、基本は出刃包丁を用意します。三徳包丁でもできないことはありませんが、魚の頭を落とす時に刃が欠ける恐れがあるので、できれば出刃包丁がいいでしょう。
鮭などの大きな魚以外は、小出刃と呼ばれる小さめの出刃包丁の方が扱いやすいかもしれません。刺身にする場合は、柳葉包丁もあった方がきれいに仕上がります。
あると便利な道具
鱗は鱗取り器があったほうが効率よく取ることができます。また、小骨をのこしたくない場合は骨抜きも用意します。また、使った包丁を手入れするための砥石もあるといいでしょう。その他にあると便利なのが、お手拭きや新聞紙、キッチンペーパー、ゴミ袋などです。