釣り始めの状況
釣り始めは、磯際にコマセをまいて魚の活性具合を観察。意に反して小サバの姿は全く見えない。それよりも表層にはスズメダイやチョウチョウウオが群がり、その下にイスズミ、サンノジ、アイゴが活発にコマセを捕食する姿が確認できる。水温は20℃前半まで上昇したので、いつもの海の状態になったようだ。しかし、メジナの姿を確認できない。
その内コマセが効き出せばメジナも活発な動きをするだろうと釣りを始めた。まずはオキアミをハリに刺して狙ってみる。思った通りオキアミはすぐに取られてしまう。次は加工オキアミを試すも同じ結果。
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(画像=釣り座から見た海(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)、『TSURINEWS』より引用)
練りエサで良型エサ取り連発
そこで練りエサを使用して見た。ハリに親指の大きさくらいにした練りエサを付け、先にコマセをポイントにまき、次に仕掛けを投入する狙い方。練りエサの自重に負けない棒ウキの浮力があるので、設定したタナで仕掛けが馴染むと、ウキのトップが5cmくらい海面上に出てとても見やすい。エサ取りが練りエサを突っつくと、ウキトップが上下するからよく分かる。
ほどなくしてウキが消し込んだ。間髪いれずにアワせた。引きが強い。しかし、サオ先をたたくような感じでメジナの引きとは違う。40cmクラスのサンノジであった。1匹目からいい引きの魚とやり取りができて、ウオーミングアップ完了。
さーいつでも本命の良型メジナよこい。と仕掛け投入を繰り返すが、釣れ上がる魚は35cmから50cmほどのイスズミやサンノジ、アイゴが連発。2時間ほどで腕がパンパン。
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(画像=サンノジ(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)、『TSURINEWS』より引用)