スプレータイプの日焼け止めのデメリット

続いてスプレータイプの日焼け止めのデメリットをみていきましょう。「スプレーは効果ない」と言われる理由として、このデメリットを対策していない場合が多くあります。デメリットを良く知り、使い方を工夫しましょう。
デメリット1:水や汗に弱い

クリームなどの塗る日焼け止めに比べると、スプレー式は肌への密着度が弱く、水や汗に弱いのがデメリットです。プールなどで水に濡れるときや汗を沢山かくときには、こまめな塗りなおしが必要になります。
デメリット2:持続時間が短い

持続時間が短い点もデメリットです。長時間塗りなおしをせずに放っておくと、効果ないと感じてしまう原因にもなります。
デメリット3:正しく使用しないと効果ない

クリームと違って、スプレーを塗布した場所が分かりにくくムラになりやすい点がデメリットです。
クリームは塗った量が分かりやすい一方で、スプレーは吹きかけると、ヒヤッとした冷感があり少量でも満足いく量がかかったと感じてしまいがちですが、本来は塗りたかった部分にうまく塗れていなかったときにこそ、「スプレーは効果がない」と感じなければいけません。
デメリット4:吹きかけるので、吸引の恐れがある

クリームなどの日焼け止めと最も違うのは、顔や体に直接吹きかけられる点です。このデメリットとして、吹きかけるときに成分を吸い込んでしまう可能性があることがあげられます。喚起の良い場所で使用し、万が一吸い込んでしまったときは、医師に相談しましょう。
スプレータイプの日焼け止めが向いている場面

メリットとデメリットを見てみると、スプレー式の日焼け止め使用に向いている場面が分かりますよね。「スプレーは効果ない」と諦めてしまう前に、下記を参考にメリットとデメリットを理解した上でぜひライフスタイルに取り入れてみましょう。
短時間の外出のとき

近所へのお買い物などの短時間の外出時には、クリームよりもスプレーがおすすめです。ささっとスプレーして顔や体になじませるだけでOKなので、手軽に日焼け対策ができます。
素早く塗りたいとき

塗るタイプの日焼け止めの場合、クリームなどを手に取って塗るというように、少し時間がかかってしまいますね。急いでいるときなど素早く塗りたいときにはスプレーですと手軽に塗れるのとても便利です。
髪の毛も紫外線防止したいとき

髪の毛の日焼けを防げる点は、スプレーの大きなメリットです。髪の毛や頭皮も紫外線のダメージを受けてしまいますが、クリーム・ジェルを髪の毛に塗布するのは難しいですよね。髪の毛や頭皮の紫外線予防にはスプレーを活用しましょう。
外出時の塗りなおしに

外出先では、クリーム・ジェルよりも、ささっと吹きかけるだけなので、楽に塗りなおしができます。塗りなおす時間や場所に制限がある人におすすめです。