目次
MAにおいてトリガーはなぜ重要なのか
・マーケティングが変化している
・顧客と接点を持つ機会が多くなる
・顧客が求める情報を与えられる
トリガーを含めたMAのシナリオの作り方
・カスタマージャーニーを考える
・目的とターゲットを明確にする
・コンテンツ内容の決定とトリガーの設定
・チャネルを再検討する
MAにおいてトリガーはなぜ重要なのか
先ほど、MAにおけるトリガーの使い方を解説しました。ここでは、MAにおいてなぜトリガーが重要であるかを説明します。
・ マーケティングが変化している
・ 顧客と接点を持つ機会が多くなる
・ 顧客が求める情報を与えられる
それぞれ順番に見ていきましょう。
マーケティングが変化している
マーケティングは日々変化してきており、ユーザーの多くはインターネットを活用して競合他社や類似商品を調査したり、自社に有用なサービスを探したりしています。営業担当が飛び込みで営業を行うケースや、テレアポなどを活用したアウトバウンドでの営業が少なくなってきています。
だからこそ、ユーザーの行動を起点に販促活動を行えるMAやトリガーの重要度が増しています。
顧客と接点を持つ機会が多くなる
ユーザーが比較検討することが当たり前になっている昨今において、顧客と接点を持つ機会を増やすことは非常に大切です。たとえば、ホームページと問い合わせフォームしか用意していなければ、接点を持てるのは問い合わせ後のメールのみです。しかし、セミナーや資料請求、デモ版などを用意することで顧客と接点を持てる機会が増え、深い信頼性を与えられます。この最適な接点を導き出すためにも、MAとトリガーが重要なのです。
顧客が求める情報を与えられる
問い合わせをしても成約に繋がらないユーザーがいた場合、何か問い合わせをしない原因があるはずです。そこで、MAやトリガーを活用してユーザーに対してデモ版を案内したり、セミナー開催の案内を流したりします。すると、反応の良い流し方やシナリオが見えてくるはずです。MAやトリガーを活用することで詳細なデータを得られるため、顧客が求める情報を与えられるようになり、成約率の向上が見込めます。
トリガーを含めたMAのシナリオの 作り方
最後に、トリガーを含めたMAのシナリオの作り方を解説します。
・ カスタマージャーニーを考える
・ 目的とターゲットを明確にする
・ コンテンツ内容の決定とトリガーの設定
・ チャネルを再検討する
それぞれ順番に見ていきましょう。
カスタマージャーニーを考える
カスタマージャーニーとは、ユーザーが商品やサービスを認知してから、購買行動を起こすまでの一連の流れのことです。ペルソナに合わせたカスタマージャーニーを考えることで、ユーザーが問い合わせをする際の障壁となる部分や、競合他社を比較検討してしまうポイントを洗い出せます。
それらの部分をMAやトリガーを活用して解決するためにも、まずはカスタマージャーニーを考えましょう。
目的とターゲットを明確にする
MAを運用する目的を整理することも大切です。MAツールは決して安くはないため、詳細なデータを得られない場合や成約率が上がらない場合は、時間と費用が無駄になります。
また、目的を効率良く達成するためには、ターゲットを明確にしたり、再検討したりすることも大切です。カスタマージャーニーを考えたうえで、自社商品をさらに求めていそうなターゲットが存在する場合は、ターゲットも再検討してみましょう。
コンテンツ内容の決定とトリガーの設定
次に、コンテンツの内容とトリガーの設定をしていきます。コンテンツ内容に関しては、インターネット広告、SEOでのコラム記事、SNSなど、各媒体に応じて、ユーザーの悩みを解決する内容にすれば問題ありません。
トリガーに関しても、SEOでのコラム記事から資料請求をしたものの、その後一定期間アクションがないユーザーに対して、サービスの使い方に関する資料を無料で流すなどの施策とポイントを考えていきましょう。
チャネルを再検討する
最後に、チャネルを再検討します。各チャネルに応じてトリガーを設定するかと思いますが、チャネルごとにトリガーを最適化する必要があります。また、トリガーによってはチャネルを変更したほうが良い結果に繋がるケースもあるので、施策全体を見直すつもりでチャネルを再検討しましょう。