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プロダクトマネージャー(PdM)になるための方法
プロダクトマネージャー(PdM)に向いている人の特徴
プロダクトマネージャー(PdM)になるための方法
プロダクトマネージャーは企業からの需要が高いにもかかわらず、その役職に就ける確率は低い狭き門といわれています。なぜなら、多くの企業がプロダクトを成功させる確率の高い、経験豊富なプロダクトマネージャーを求めているからです。
では、未経験の場合はどのようにキャリアを積めばよいのでしょうか。プロダクトマネージャーになるための3つの方法について解説します。
1.開発知識を身に付け、プロダクト開発に携わる
プロダクトマネージャーになるための1つ目の方法は、開発知識を身に付け、プロダクト開発に携わることです。
プロダクトマネージャーに求められるスキルのひとつに、ITスキルがあります。特に、ソフトウェアのプロダクトを開発する際には、エンジニアへの作業の指示やどんな技術を用いるのかの打ち合わせなどが発生します。
その際、開発知識を有していないと、有益な話し合いはできないでしょう。未経験からプロダクトマネージャーになるのは非常に狭き門です。まずはエンジニアとして、もしくはエンジニアと対話できる程度の開発知識を身に付け、キャリアをスタートさせることを考えてみてください。
2.成長が著しい企業や新規事業に投資している企業で経験を積む
プロダクトマネージャーになるための2つ目の方法は、成長が著しい企業や、新規事業に投資している企業で経験を積むことです。
プロダクトマネージャーは企業からの需要があるにもかかわらず、適任者が見つかりにくい職種です。多くの企業はプロダクトを確実に成功に導くことを考えているため、プロダクトマネージャーのなかでもより有能な方を選ぶ傾向にあります。
つまり、プロダクトマネジメントの経験が豊富な人材を求めているのです。一般的な企業ですでにプロダクトマネージャーがいる場合、なかなかそのポストが空くことは少ないため、プロダクトマネジメントの業務に携われる可能性は低いと考えておくとよいでしょう。
その場合は、成長が著しい企業や、新規事業に投資している企業に転職することがおすすめ。プロダクトマネジメントの業務を任せてもらえるチャンスが比較的多く、プロジェクトマネージャーとしての経験を積むことができます。
3.自身でプロダクトを開発してみる
プロダクトマネージャーになるための3つ目の方法は、自身でプロダクトを開発してみることです。
この方法であれば転職したり、前任の退職を待ったりすることなくプロダクトマネージャーとして経験値を得ることができます。プロダクトの企画立案から開発、リリース後の戦略まで自身で手を動かすため、プロダクトマネージャーの業務やプロダクト開発で重要なことを一通り学べます。
プロダクトマネージャー(PdM)に向いている人の特徴
プロダクトマネージャーを目指すうえで気になるのが素質です。どんな方がプロダクトマネージャーに向いているといえるのでしょうか。3つの特徴をご紹介します。
1.プロダクトについて考えること自体が好きな人
プロダクトマネージャーに向いている人の1つ目の特徴は、プロダクトについて考えること自体が好きであることです。
プロダクトマネージャーは、プロダクトの企画開発からリリース後の戦略策定までを担当します。現代ではどんなプロダクトが成長しており、今後はどんなプロダクトが求められているのか、プロダクトについて考えることが好きな方でなければ、現実的な案を出すことは難しいでしょう。
ユーザー側としてプロダクトを使うことが好きな方も向いています。ユーザー目線でさまざまなプロダクトを使用し、使いやすいと感じた点や嬉しいと感じた点を自身の体験として蓄積することで、UXを意識したプロダクトを生み出すことが可能です。
2.本質を見極められること
プロダクトマネージャーに向いている人の2つ目の特徴は、本質を見極められることです。
プロダクト開発はあくまでも課題解決の手段であり、目的そのものではありません。そのため、どんな技術を用いてプロダクトを開発するのかということにこだわってしまっては、本末転倒です。
現時点でもっとも解決しなければならない課題は何か、そのために適した手段は何かを常に検討し続けられる方は、プロダクトマネージャーに向いているといえるでしょう。
3.責任感がある
プロダクトマネージャーに向いている人の3つ目の特徴は、責任感があることです。
プロダクトマネージャーは、プロダクトを成長させ売り上げを向上する責任があります。プロダクトの企画立案から担当し、リリースしたあとも仮説検証を繰り返しプロダクトが伸びる糸口を見つけなければなりません。
経営層からのプレッシャーもあり、やりがい以上に辛く感じることも少なくないはず。そんななかでも最後まで責任感を持ってやり遂げられる方は、プロダクトマネージャーに向いているといえます。