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プロダクトマネージャー(PdM)のやりがい
プロダクトマネージャー(PdM)の年収の目安
プロダクトマネージャー(PdM)のやりがい
プロダクトマネージャーは、プレッシャーを感じながらも責任感を持ってやり遂げることが求められる職業です。試行錯誤しながらプロダクトを成功に導くこと以外に、どんなやりがいを感じられるのでしょうか。プロダクトマネージャーの3つのやりがいをご紹介します。
1.ものづくりの実感を得られる
プロダクトマネージャーの1つ目のやりがいは、ものづくりの実感を得られることです。
プロダクトマネージャーの業務には、実際に手を動かしてものを作る作業は含まれていません。プロダクト全体に関わり、ユーザーにとってよりよりサービスになっているかどうかを考えるのが役割です。
そのなかで、専門職のメンバーと意見やアイディアを交わす機会は多く、自分の提案がそのまま形になることもあります。さまざまな調整や打ち合わせをした結果プロダクトがリリースされた際には、ものづくりの大きな実感を得られ、やりがいに繋がります。
2.プロダクトが社会やユーザーに受け入れられたとき
プロダクトマネージャーの2つ目のやりがいは、プロダクトが社会やユーザーに受け入れられたときに感じられます。
プロダクトを開発するときに陥りがちなミスとして、画面の向こうのユーザーのニーズや課題を汲み取りきれずにリリースしてしまうということがあります。信頼性のあるデータではなく、自身のなかで現実的ではないユーザー像が出来上がったゆえに起こるミスです。
プロダクトマネージャーはそうしたミスを未然に防ぐのが役割。市場調査を行い、データに基づきユーザーのニーズを満たすプロダクト設計を考えます。リリースするまで不安はありますが、リリース後にKPIが伸び、ユーザーの課題解決に繋がったことが数値として現れた際には、大きなやりがいを感じられます。
3.プロダクト成功によりほかの事業によい影響を与えられたとき
プロダクトマネージャーの3つ目のやりがいは、プロダクト成功により事業によい影響を与えられたときです。
プロダクトマネージャーの役割は、プロダクトを確実に成功に導くこと。そのために長期的な戦略を立て、プロダクトの成長を促すさまざまな施策を行います。仮説に基づいた取り組みがうまくいき、プロダクトが成長することで大きなやりがいを感じられます。
さらに、成功したプロダクトが自社が抱えるほかの事業にもよい影響を与えることがあれば、よりやりがいの実感を得られます。
プロダクトマネージャー(PdM)の年収の目安
プロダクトマネージャーの年収は、企業によって異なるため一概には言えません。小規模の企業であれば600万円程度、大企業であれば700万円以上の年収をもらっている方もいます。
求人掲載サイトでは、日本のプロダクトマネージャーの平均年収は約700万円程度というデータが公開されています。求人のなかには900万円以上の年収を提示している企業もあります。
企業やプロダクトの規模によって、年収に違いが出る点は留意しておきましょう。