おじさんは若者にウザがられる傾向がある。何気なく口にした言葉がその原因となっていることが多い。では、どんな言葉が若者にウザいと思われるのだろうか。おじさん認定される4つの「ウザい言葉」をご紹介したい。
1「私たちが若い頃は」
一瞬でウザいおじさん認定される言葉が「私たちが若いころは」だろう。
それに続く言葉はほぼ例外なく
・長時間労働が当たり前だった
・君たちより苦労が多かった
などの苦労自慢である。
その裏には「今の若者が自分たちより楽をするのは許せない」といった幼稚な感情が隠れていることが多い。
それを見抜けないほど若者はバカではない。だからこそ、若者は「私たちが若いころは」と言う中高年を軽蔑してウザいおじさん認定するのだ。
2「〇〇をがんばりなさい」
「〇〇をがんばりなさい」も、若者にウザいおじさんと一発認定される。
中高年の「がんばりなさい」は激励の意味合いが強いが、中高年と異なる環境で育った若者はそれを激励とは思わない。「具体的な指示もなく、ただがんばれと言うのは無責任だ」と考える。
また、「がんばりなさい」は相手にプレッシャーとなる場合もあり、それをパワハラと受け取る若者も少なくない。若者への「がんばりなさい」は極力控えた方がよさそうだ。
3 男らしく/女らしく
「男らしく」「女らしく」も、若者が一瞬でドン引きするNGワードだ。
この言葉は、
・一人で妻子を養えない男性は男らしくない
・家事育児が苦手な女性は女らしくない
など、「性別で人を枠にはめる言葉」として長く使われてきた。
その言葉が当たり前に受け入れられた時代に育ったおじさんには、「性別で人を枠にはめる言葉」という認識はない。
しかし、今のジェンダー教育を受けている若者は、その言葉が「性別で人を枠にはめるNGワード」と認識している。
そのような認識の違いが原因で、おじさんが気軽に「男らしく」「女らしく」と若者に言い、若者がおじさんに嫌悪感を抱く構図が生じている。
4 やってみなさい
「やってみなさい」も一瞬でウザいおじさん認定される言葉だろう。中高年が若者のころは今よりも業務の内容が単純だった。若者への指示が「やってみなさい」だけでも業務が回ったのはそのためだろう。
しかし、今はインターネットの普及で業務の量や種類が大幅に増え、その内容は複雑化している。
そのような背景から、今は業務経験が浅い若者には特に具体的な指示を出す必要がある。にもかかわらず「とりあえずやってみなさい」とあいまいな指示を出すおじさんがまだ多い。
そんなおじさんが「まともに指示もできない無能な人」と若者に軽蔑されるのは致し方ないだろう。
自分をアップデートできない人はウザいおじさん認定されやすい
若者からウザいおじさん認定される人は、自分をアップデートできない人だ。中でも、時代の変化に合わせて意識をアップデートできない人は若者に嫌われやすい。
現在若者との関係に悩んでいる人は、まず自らが発した言葉を振り返ろう。そこにNGワードが含まれていれば今の時代に合わせる形で意識をアップデートしよう。それによってウザい発言が減り、若者との関係が改善する可能性が高いだろう。
文・大岩楓
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