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年収を増やすためにできること
転職で年収アップするためのポイント

年収を増やすためにできること

30歳の平均年収はどれくらい?性別や学歴、産業別の平均年収を紹介
(画像=『キャリアゲ』より引用)

現在の年収に満足しておらず、もっと収入を上げたいと思っている人も多いでしょう。年収を増やすためにできることを四つ紹介します。自分ができそうなものから挑戦してみるのがおすすめです。

現在の会社で出世する

年功序列が敷かれていた従来の日本企業であれば、長く会社に勤めていればそれだけで自動的に給料が上がりました。しかし今では年功序列や終身雇用制度は崩壊しつつあり、実力のある人でないと生き残れなくなりつつあります。

そのため会社で出世して年収を上げるためには、第一に自分で成果を上げる必要があります。また自分だけが成果を出すだけでなく、部下も同じように成果を上げられるよう教育できれば、出世の可能性はより高まるでしょう。

転職をする

現在の会社で昇給する可能性が低い場合や、業界自体の平均年収が著しく低い場合は、転職がおすすめです。会社が変わるだけで、給料が大幅にアップする場合も珍しくありません。

また多額のボーナスが支給される職場に移ることによっても、年収が数十万円アップする可能性があるでしょう。

中には、現在の自分の市場価値を診断できるサービスを提供している転職サイトもあります。年収が上がる見込みがあるか、まずは気軽にチェックしてみるとよいでしょう。

資格を取る

今の仕事に関連の深い資格を取得することで、その業務について体系的な知識を身につけられます。資格手当の支給がある会社に勤めているのであれば、資格を取るだけで毎月数千円〜数万円の収入アップも期待できるかもしれません。

また資格は転職においても役立ちます。資格を持っていれば、自分のスキルを客観的に証明できるためです。資格だけは持っているものの実務経験がない人よりも、資格と実務経験を併せ持っている人の方が、企業からは好まれやすいものです。

そのため実務経験も有しているのであれば、さらに採用のチャンスは広がるでしょう。

副業をする

副業をすることで、月数万円の追加収入を得られます。昨今は副業を解禁する会社も増えたことに加え、副業のノウハウも手に入れやすくなったため、かつてよりも始めやすいでしょう。

代表的なものとしては、転売やECショップビジネス、プログラミングなどがあります。

副業をするメリットは、追加収入を得られることにとどまりません。複数の収入源を持つことにより、会社の給料だけに依存しない、経済的に安定した状態を構築することができます。また副業による売上次第では、将来的に独立も視野に入るでしょう。

転職で年収アップするためのポイント

30歳の平均年収はどれくらい?性別や学歴、産業別の平均年収を紹介
(画像=『キャリアゲ』より引用)

闇雲に転職活動を行っても、なかなかうまくいかないものです。転職で年収を上げるためのポイントを三つ紹介します。

年収の高い業界や職種を選ぶ

どんなに自分に実力があっても、その業界の平均年収が低ければ、収入の伸びは早い段階で頭打ちになってしまいます。そのため平均年収の高い業界に転職するか年収の高い職種に就くことが、年収アップのための第一のポイントです。

多くの企業では、従業員の給料をどのように決定するかを記した給与規定があります。給与規定を確認することで、その企業の年収水準がわかるだけでなく、将来の昇給幅も把握できるので確認してみましょう。

実力評価型の企業を選ぶ

年功序列型の企業に入ってしまうと、自身がどれだけ実績を上げたとしても、年収の伸びは緩やかでしょう。自分のスキルに自信があるなら、実力評価型の企業を選ぶのがおすすめです。

実力評価型の企業においては、成果を上げれば入社年次に関係なく平等に評価される傾向があります。また営業職の場合、契約件数に応じて給料に上乗せして支払われるインセンティブ制度を設けている会社もあります。

実力評価の傾向が強いほど成果が数字になって現れやすいですが、裏返せば成果を出せないと年収を維持することが難しくなるので注意しましょう。

福利厚生や手当もチェックする

転職で年収を上げようとすると給与額だけに注目してしまいがちですが、福利厚生や手当が充実していると、実質的に年収を上げられます。ポピュラーなのが住宅手当です。

仮に月3万円の住宅手当がもらえたとすると、前職と月給が同じでも実質年収が36万円アップするということになります。

また残業代にも注目しましょう。残業時間が今よりも少ない職場に転職すると、その分、残業代は減ります。残業代で稼ごうと考えているなら注意が必要です。