アブラボウズ釣りの仕掛け

仕掛けはミキイト40~50号2.5~3m、ハリス25~30号1~1.3m、捨てイト1.5~2mにネムリムツ28号、クエ30号前後の2本バリが基本。水中ライトはサメを寄せるので使用禁止(光勝丸)ですが、タコベイトは有効なアイテム。4~5号の大きめがいいです。

深海の大物『アブラボウズ』釣りで90kg級モンスター頭に船中11尾
(画像=仕掛けは2本バリでオモリは500号(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)、『TSURINEWS』より引用)

エサはスルメイカやヤリイカの1匹掛けが基本で、上バリにはコマセがわりにサンマの半身、イワシ1匹を付けておくのも有効。

付け方はチョン掛けで問題ないのですが、くるくる回転してイトよれしないよう、エンペラは切り取っておいた方がいいです。

深海の大物『アブラボウズ』釣りで90kg級モンスター頭に船中11尾
(画像=今回タコベイトはケイムラとオレンジを選択(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)、『TSURINEWS』より引用)

そしてクーラーボックスは大型一択。最低でも60L、中にはなんとイグルーの142L(150QT)を持ち込んでいる方もいました。

最悪の場合?は包丁を持参し、頭と尾ビレ、内臓等をなくせば容量をかなり小さくすることが可能。帰りの工程は行き同様2時間以上かかるので、解体する時間は十分あります。

深海の大物『アブラボウズ』釣りで90kg級モンスター頭に船中11尾
(画像=解体の準備も(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)、『TSURINEWS』より引用)

アブラボウズの釣り方

投入は船長の合図で大トモから順番に。着底後は底にいる魚ということで「オモリトントン」の状態をキープします。巻き上げのタイミングは自由なので、アタったらドラグを調節し即巻き上げ。決して多点掛けは狙わないように。掛かった後はかなり暴れるので、モタモタしているとオマツリの原因になってしまいますし、何よりサイズによってはリールが止まってしまう恐れもあります。焦らず、かつ迅速に操作しましょう。

また、600mのポイントではコウジンメヌケ(ベニアコウ)、400mのポイントではバラメヌケなどが食ってくることもあります。本命1~2本上げて「お土産十分」とばかりに道具をかたづけてしまうのではなく、エサのイカを短冊にして「赤い魚狙い」に切りかえるのも面白いです(一応船長に確認のこと)。

ただし、それでもアブラボウズが食ってくる可能性があることは一応付け加えておきます。